ネイサンと羽生君
今の状況ってかつて羽生君がパトリックを破って優勝したソチ五輪直後に酷似している。
違うのはパトリックが羽生君みたく人気なかったことぐらいかな(苦笑)
羽生人気が破格な分彼を擁護する声も半端ない。
だけど同様のことは当時パトリックに対しても言われていたなあって。
あの後パトリックは1シーズン休んでから復帰した。
絶対王者といわれた時代は終わったけれど、演技者として人間として円熟味を増して皆から愛されるスケーターに成長した彼。
心からの満足な笑顔で惜しまれ祝福されて現役引退を果たした。
羽生君にもそういう幸せなエンディングを迎えて欲しいけれど、彼の飽くなき勝利への渇望は収まる時が来るのだろうか。
彼は絶大なる人気を誇ってはいるが、反面彼を嫌う者も少なくない。そしてそれには相応の理由が彼の側にもあると思う。
どれだけ励んでも肉体には限度がある。どれだけ強い選手にも敗れる時は必ず訪れる。
無限の可能性があるのは心の世界。
4アクセルよりも、阿修羅の世界からの脱却こそ羽生結弦の今後最大のチャレンジだと私は思う。
そして幸せになってもらいたい。
新たな世界王者ネイサンは既に不動心を持った存在。
最初から満たされ幸せな存在。
こんなタイプのチャンピオンは未だかつてなかった。
そういう彼が先導する新しいフィギュア界はきっともっと和やかで幸せなものになるだろう・・・
少なくとも私はそう期待している。