前編、中編と、思った以上に長くなってしまったシチリア島
タオルミーナでの「笑いごとではない」話。
初めてのイタリア旅行。シチリア島タオルミーナに到着し
ホテル屋上で夕焼けを満喫していた友人Cちゃんと私。
段々日も暮れてきて、シチリア島といえども2月の夕方はさすがに
冷える。外に出るつもりもなかったので、フリースしか着ていなかった
私たちは、寒くなってきたので室内に戻ることにしました。
屋上へ出てきたドアへ行き、回しましたが開きません。
押しても引いても開く気配なし。
「あれ
おかしいね。」と焦りつつ、他に入り口はないか探してみる
ものの、ドアはその1つだけ。
しばらくがんばってみたものの、やはり開きません。
「これさ、、、ほんとうにヤバイんじゃない?」
急に焦りだした私たち。
どんどん暗くなる空。今まで散々吠えていたイヌも今では
私たちの存在に慣れたのか、眠っています。
「いまこそ吠えてよー
」と頼んでも、イヌ、無視。
仕方なく、外を歩いている人に助けを求めようと屋上から下を
見るも、そこはオフシーズンの観光地、人っ子一人いません。
と!ちょっと離れたところを歩く、革ジャン+リーゼントのなんだか
ロカビリーな少年発見
「すみませーん、ちょっとー、ちょっとー!」
(scusi ! senta senta!)
と叫ぶと、気付いてキョロキョロするものの姿が見えないので
またスタスタと歩こうとします。
「ぎゃー!待って待って!すみませーん!」
(gya- matte matte scusiiiii)
キョロキョロしながら上を見上げ、やっと私たちに気付いてくれました。
手を降る私たち。向こうも笑顔で手を降っています。
って、そういうことじゃなーい!助けて欲しいの。
「助けてー!ドア、ノーノー。助けてー」
(aiuto! la porta, no no, aiutooo)
でも、彼は動きません。
というのも、この状況のあまりのおかしさに自分たちがウケてしまい、
助けて!とか言いつつ大笑い。彼も私たちがふざけているのか悩んで
いる様子。そりゃそうだ。
このままではイカンと思い、どうやって深刻さを説明しようか考えて
いたときに思い出したのが
笑い事ではありません
non c'e' niente da ridere
いまよ!いまこそ出番なのよ!ということで、大声で(でも大うけしながら
)
言うと、状況を分かったらしい彼がホテルの中に消えていき、しばらく
すると外に出てきました。
なんかイタリア語で言いながら
のポーズをしています。
きっとホテルの人に知らせてくれたのでしょう。Cちゃんと2人、
「ありがとー!ありがとー シニョーレー」
(grazie! grazie signore)
と手を降りながらお礼。1分後、ホテルのおじさんが屋上に現われ
ドアを開けてくれました。
どうやら、防犯上内側からしか開かないようになってたそう。
いやぁ、それにしても焦った焦った。イタリアってなにが
起こるかわからないものですねぇ。
皆さんもイタリアへ行くときは、念のため
ノン チェ ニエンテ ダ リーデレ
(笑い事ではありません)
を覚えて行ってくださいね
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
イタリアに行くと何かしらおもしろいことが起こります。
※エッセリーニ・サイトはコチラ ※
タオルミーナでの「笑いごとではない」話。
初めてのイタリア旅行。シチリア島タオルミーナに到着し
ホテル屋上で夕焼けを満喫していた友人Cちゃんと私。
段々日も暮れてきて、シチリア島といえども2月の夕方はさすがに
冷える。外に出るつもりもなかったので、フリースしか着ていなかった
私たちは、寒くなってきたので室内に戻ることにしました。
屋上へ出てきたドアへ行き、回しましたが開きません。
押しても引いても開く気配なし。
「あれ

ものの、ドアはその1つだけ。
しばらくがんばってみたものの、やはり開きません。
「これさ、、、ほんとうにヤバイんじゃない?」
急に焦りだした私たち。
どんどん暗くなる空。今まで散々吠えていたイヌも今では
私たちの存在に慣れたのか、眠っています。
「いまこそ吠えてよー

仕方なく、外を歩いている人に助けを求めようと屋上から下を
見るも、そこはオフシーズンの観光地、人っ子一人いません。
と!ちょっと離れたところを歩く、革ジャン+リーゼントのなんだか
ロカビリーな少年発見

「すみませーん、ちょっとー、ちょっとー!」
(scusi ! senta senta!)
と叫ぶと、気付いてキョロキョロするものの姿が見えないので
またスタスタと歩こうとします。
「ぎゃー!待って待って!すみませーん!」
(gya- matte matte scusiiiii)
キョロキョロしながら上を見上げ、やっと私たちに気付いてくれました。
手を降る私たち。向こうも笑顔で手を降っています。
って、そういうことじゃなーい!助けて欲しいの。
「助けてー!ドア、ノーノー。助けてー」
(aiuto! la porta, no no, aiutooo)
でも、彼は動きません。
というのも、この状況のあまりのおかしさに自分たちがウケてしまい、
助けて!とか言いつつ大笑い。彼も私たちがふざけているのか悩んで
いる様子。そりゃそうだ。
このままではイカンと思い、どうやって深刻さを説明しようか考えて
いたときに思い出したのが
笑い事ではありません
non c'e' niente da ridere
いまよ!いまこそ出番なのよ!ということで、大声で(でも大うけしながら

言うと、状況を分かったらしい彼がホテルの中に消えていき、しばらく
すると外に出てきました。
なんかイタリア語で言いながら

きっとホテルの人に知らせてくれたのでしょう。Cちゃんと2人、
「ありがとー!ありがとー シニョーレー」
(grazie! grazie signore)
と手を降りながらお礼。1分後、ホテルのおじさんが屋上に現われ
ドアを開けてくれました。
どうやら、防犯上内側からしか開かないようになってたそう。
いやぁ、それにしても焦った焦った。イタリアってなにが
起こるかわからないものですねぇ。
皆さんもイタリアへ行くときは、念のため
ノン チェ ニエンテ ダ リーデレ
(笑い事ではありません)
を覚えて行ってくださいね

*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆

イタリアに行くと何かしらおもしろいことが起こります。
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