こんにちは。

今日もボイストレーニングにまつわるTips(ちょっとしたコツやアイデア)をシェアしていきたいと思います。

今日は録音についてです。

録音をすることは歌の上達に欠かせないことだと思います。

まず、ボイストレーニングのレッスンではできるだけ録音することをお奨めします。わたしのレッスンでは生徒さんに委ねていますが、録音をする方とそうでない方とでは、やはり内容の定着具合が随分違います。

レッスンで録音が認められていない場合は、しかたないのですが(そのあたりは必ず確認してくださいね)OKな場合は、歌以外の部分も含めてレッスン全てを録りっぱなしにしておく方がいいですね。先生がぽろっといった一言に大きなヒントがあったりするからです。

また、ライブなど、発表の場でも録音をしておくと、自分のステージのいけてるところ、いまいちなところが浮き彫りになり、今後の発表の準備につながります。動画なら尚よし。

ちなみに、わたしの音楽学校時代にお世話になったボイストレーナーのMISUMI先生は、ブログの中で「ライブでの録音は、当日はテンションが上がったりして、冷静に聴けないため翌日聴くようにする。」ということをおっしゃっています。これは、わたしの経験上からも、頷ける話で、当日は必要以上に、うまくかなかった部分だけにフォーカスして聴いてしまったりします。その日の発表がどうだったか、気になることかと思いますが、一晩寝かせてからの方が、健康的な聞き方ができるはずです。発表が終わったら、ちょこっと呑んで、さっさとおやすみなさ〜い、がわたしの中での正解です。

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さて、昨日はわたしの母が主宰するピアノ教室の発表会でした。母はICレコーダーで、通しで録音していたようです。いらない部分もたくさんあり、そういう部分をカットしてトラックわけしたものがほしい、と言われ、夜な夜な作業しておりました。

ちなみに、ライブなどを録音したものって、皆さんどうされてますか?
これは、わたしも忙しいとかを言い訳に、放置してしまうことがあります。
ですが、これは早いうちに、形にして整理しておくべきです。

容量を圧迫する動画などは撮ったらさっさとYouTubeなどにアップロードしてしまうのも一つの手です。これは、演奏のお仕事をいただく際にも使えたり、いつでも引き出せるので、かなり便利です。

レッスン内容であれば、この発声練習を自主練したい、とか、先生のデモを何度も聞きたい、ということも多いと思います。その部分だけすぐに聴けるようトリミングなどの作業をすぐにしておくべきです。面倒でもやっておくと、自主練の質が上がり、次のレッスンで吸収できることが格段に増えますよ。

自分に必要な発声練習のデモなどを、練習のツールとしていつで引き出せるように管理しておくことも上達のコツですね。

録音を最大限に活かせる方法を、みなさんも自分なりに工夫してみてくださいね。