こんにちは。
しばらく真面目な記事が多かったので、今日は小休止。
ここ数日、いろんなジャンルの曲を聴いています。
ここ数年は生徒さんにニーズに応じて、主にJ-POPをレッスンで取り上げることがおおかったので、必然的にそういった曲を聴いていました。
あと、ライブ用にジャズやボサノバとか、洋楽ポップスのスタンダードとか。
そういえば、洋楽のヒットソングとか、90年代の曲とか、その辺りはしばらくきいていなかったなあ。と、ふと思い、意識的に聴いてます。
洋楽の最近のヒットソングもやっぱりいいですね。
生徒さんに勧めても、英語に苦手意識があってやりたくない、という方が多いのが残念です。
英語の曲を練習すると、発声の面でも得られるものがたくさんあるので、あまり気負わず、取り組んでみてほしいなあ。
洋楽はEDMの人気が未だに続いているようですね。
90年代はわたしが多感だった時代です。
今日
はサニーデイ・サービスさんの「若者たち」を聞いていて、高校生の頃の大変だったことを思い出しました。
「ベンチに腰掛け 若さをもてあそび、ずっと泣いていた」
というフレーズがあるのですが、まさに若さをもてあそんで、持て余して、ずっと泣いているような日々だったなあと。
歌を歌うと楽しいですが、どうして楽しいんでしょうね。そんなことを考えたりもしています。
わたしは、ずっと小さい頃から歌は好きだったのですが、中学の時に入った合唱部が、全く合わなくて、歌が全然楽しくなくなったのです。
まるで、競技のように、コンクールで優勝することだけを目標に、スポ根的に歌を練習していると、心がどんどんカスカスになっていく気がしました。賞はとれても、全然嬉しく
なかった。「あれだけ練習したら、そりゃ取れるよね、それがなに?楽しく歌ってないのに?賞が取れてなんになる?」というものすごーく冷めた気持ちでいました。
そこから長い間、楽しいという気持ち自体が消えていました。
いろんなことを経て、今、やっぱり歌っていいな。と思います。
今日は生徒さんの課題曲、欅坂46さんのサイレントマジョリティーを歌っていたのですが、歌っていると、ABメロはなんか暗くて、もやもやした感じなのが、サビで音が高くなり、メジャーになると楽しくなってくるので不思議です。曲を分析すると、どうしてそういう気持ちになるのかは理屈でわかります。
でも、曲を聞いたり分析したりしてても、自分が歌ってみないと「わあ、歌ってみるとこの曲なんか楽しい!」とか、「元気でる!」とか、「ジーンとくる!」というのは、実感できないですよね。やっぱり、いろんな曲に触れ、歌ってみるといろんな発見があるものです。
ライブのため、とか、このアーティストみたいに歌えるように、コンクールで受賞できるように、とか、目的のた
めに歌うのではなく、純粋にその曲の魅力にフォーカスして、その曲と一体化することを目的にするのがわたしは楽しいなあ。。