こんにちは。

最近、ハモりをやりたい、という生徒さんが急増しています。

何と言ってもLittle Glee Moster(以下リトグリ)の流行は大きな要因だと思います。

リトグリはそれぞれの声に特徴があるのに、ハモりはピッタリ合って、音の重なりが豊かで気持ちいい。

メンバーそれぞれ力強い声で、迫力のある歌も、バラードの伸びやかな歌も自在に歌いこなしていて、多面的な魅力がありますよね。

さて、ハモりをやりたい、という方には3つのアドバイスをしています。

①まず、メロディ(主旋律)を覚える。
ハモりが苦手な人は、実は、ハモりパート以前に、メインのメロディが捉えきれていないことが多いです。
まずはどんな歌なのかをしっかり捉えてこそ、そのメロディに対してどんなハーモニーがついているかが理解できます。まずはメインのメロディであやふやなところがないように気をつけて歌ってみて下さい。

②ハモりパートが主旋律(メインのメロディ)と思う。
①ができたら、今度はハモりパートをしっかり覚えていきます。ハモりパートがメインのメロディかのように捉えて、実際のメインのメロディがハモりパートのように感じるくらいになりましょう。
ハモりパートの音がわからない人は、わかる人に教えてもらうしかありませんが、最近は、例えばリトグリの曲でも、Youtubeなどで、各パートだけの音を取り出して聞ける動画などもあるので、探してみてくださいね。

③長3度の音の幅を捉える訓練をする。
ハモりパートはメインのメロディに対して3度音程になっていることが多いです。3度と言われてもピンと来ない方もいると思います。ざっくり言うと、ドの長3度上はミです。まずは、鍵盤などでドの音を出して、自分はミを歌う。すると気持ちいい音の重なりが出ます。慣れてきたら他の音を出して、その音に対してドとミの音幅の音を探していきます。ミの音探し、というゲーム感覚でやってみてください。

鍵盤がない方はこの機会に小さくてもいいのでキーボードを買ってみてください。持ち歩き用の小さなものだと3000円くらいであると思います。

以上がアドバイスですが、わたしもハモりが大好きです。サポートでハモりをする時は、メインの方の歌の癖に合わせたりするのがわたしにとって醍醐味です。

普段から、曲を聞くときにハモりパートだけを聴くようにしたり、慣れてきたら勝手にハモりパートを作って歌ったりすると、歌に広がりが出て本当に楽しいです。

これからは調和、ハーモニーの時代と言われています。音楽をやる人どうし手を繋いで調和していく楽しみがどんどん増えるといいですね。