こんにちは。

今日はバンドで演奏する際のTipsをシェアしていきたいと思います。

一つのライブでの演奏曲数が10曲以上など、多くなってくると、一曲一曲の構成がわからなくなることがあります。

歌モノ(インスト以外)の場合、ボーカルが曲の構成、例えば、"イントロ4小節→Aメロ→Bメロ→サビ→エンディング"など、曲の進行を説明するシーンが結構あるのでボーカルの人はリハーサルできちんと説明できるように頭の中を整理しておかなければなりません。

わたしのような、あがり症で、言葉足らずになってしまったりするタイプは、説明に漏れがなくなるように、あらかじめ、曲の構成メモを作成して、楽器の方々にお配りしておくことをオススメします。

下の写真は演奏曲数が10数曲の時にわたしが実際に作ったメモです。

書いておくと便利なことは

①タイトルとリズム
ボサノバなのかファンクなのか、スウィングなのか、etc…
スタンダードな曲でも、アレンジしてリズムを変えて演奏することがあるので、楽器の方々に「どんなリズムで?」と聞かれることがよくあります。

②イントロ
イントロが何小節か、もしくはイントロ無しか、メンバーが一斉にスタートするのか、ドラムカウントが必要か、など、曲のはじめ方はとても大事です。
写真の例では、「Agua de Beber
」という曲のイントロは、ドラムソロから始まり、C-7のコードでBa. Gt. Pf. の順に入っていく構成にしたので、表に書き入れています。また、イントロのパターンがかわるきっかけに関してもPf.のきっかけであることを書き込みました。

③構成
曲の進み方は、楽譜に繰り返し記号で記されていたとしても、見失ったり、ライブによって演奏の長さが変わったりすることがあるので、ぜひ共有しておきたい項目です。
楽器の方々が混乱しないよう、楽譜に書き込んでおいてもいいと思います。
イントロ4小節
Aメロ
Bメロ
サビ
エンディング

のように縦に進むように書き、必要な補足事項があれば、その横に書き込んでおきます。

④エンディング
曲の終わり方もとても大事です。写真の例のでは、繰り返しののちCM7で終わる決まり事や、リタルダンドで終わる決まり事などを記入しています。

⑤キメ、ブレイク
みんなで一斉に同じリズムを刻むキメ、や同時に休符をとるブレイクなどがあれば、必ず共有しておきます。写真の例では補足として書き込んでいます。

曲数が多いと、一度合わせたことがある曲でも、「イントロどうだっけ?」とか「エンディングどうだっけ?」という声が飛び交うことがあります。そういうやりとりの時間を節約するためにも、楽器の方々に安心して演奏してもらうためにも、準備に一工夫してみて下さい。

楽しいライブになりますように。