こんにちは。
今日はボイトレをうけていることのデメリットについてのあれこれです。
ボイストレーニングレッスンを受けているが故に、考えすぎて萎縮してしまう、そんな人はいませんか?
レッスンで指導をしていると、時々そんな人に出会います。
私が言う通りに歌おうとして、頭で考えすぎて、過緊張気味になったり、のびやかさがなくなったり。
それに対する気合い論、つまり、しのごの言わず、即応できるように練習してこい、という事もできます。
また、リラックスするように心がける、というのも一つです。
しかし、それは大前提として、そもそも自分は何を求めてそのレッスンに来ているのかを考えて欲しいと思います。
自分が歌いたいと思う曲を思うままに歌えるようにする、そのアドバイスを受けにきているのではないでしょうか。それならば、ただ自分に有益な情報を貪欲に取り入れてやる、そんなスタンスがとても大事です。
アドバイスを自分の歌のイメージに落とし込んでみて、納得がいけばOK。納得がいかなければ、腑に落ちるまで食らいつく。
先生の言う通りにしようとして、歌えなくなるなんて、本末転倒。生徒は先生の奴隷ではありません。先生の言いなりになるのがレッスンの目的ではないはずです。いつも自分が主体でいて欲しいです。自分、自分、自分が軸です。
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さて。レッスン以外では、な〜〜〜んにも考えず、ただただ歌い放つことも大事ですね。
体と心は密接に関わっていると思います。
私はダンスを習っていたことがあるので、曲の表現は体の動きの方が捉えやすいです。体を動かす中で見えてくる表現もあったりします。
こっそり踊りながら歌う練習をすることもありますが、確実に静止して歌うよりも、歌の表現が成立する気がします。
これは今後の夢ですが、平城宮跡のようなだだっ広い場所で、思いっきりはしったり、踊ったりしながら歌ってみたいなあと思っています。
賛同する方いらっしゃるかな。。。
呼吸を止めず、心の動きを止めず、でもクールに。そんな風に在りたいですね。