こんにちは。

 

今日は「喉声」について触れてみたいと思います。

 

一般的に、歌のレッスンでは「喉声」はよくない声、とされることが多いです。

 

ですが、最近のボイストレーニングの流れは変わってきていて、喉声を出さないと本来の声の可能性を最大限に引き出すことは不可能、という風な考えが広まりつつあります。

 

ただし、正しい喉声でないと、喉を痛める危険性もあるので、専門の先生に見てもらう必要はあると思います。正しい喉声なら必ず、痛い、かゆいという症状がないはずです。

 

ちなみに正しい喉声、というのはハイパーソニック エフェクトという脳の血流をよくする音響成分が出やすく、聞く人に親しみを感じさせ、魅了し、多大な影響を与える力があるといわれています。

 

最近はディストーションのかかった声も人気が出てきているようです。GLIM SPANKY、宮本浩次さんの声などはかっこいいですが、ある種の喉声の要素が入っているからこその人気なのかな、と思います。

 

声に対する美的感覚を、きれいかどうか、だけにとどめてしまわず、いつも広い視野でいたいですね。