こんにちは。
紅白でのパフォーマンスが話題を呼んだ、宮本浩次さんと椎名林檎さんの『獣ゆく細道』。
この曲をカバーしたいという人が多いです。
ライブでやると、1つの世界観を表現できる印象に残るステージになりそうだと思います。
ですが、歌いこなすのがとても難しい。
曲の初めは三連のタタタ タタタ タタタというリズムでジャズでいうところのVerse、導入みたいな部分からはじまり、Aメロからはラテンのリズムで16分を刻む、というような感じでしょうか。そのリズムを感じるだけでも曲の構成がつかめてきます。
さて、そこから歌詞をはめるのが難しいと思います。
こういう曲はメロディーよりも先に符割を覚える方が近道です。
まずは、メロディーなしで、ラップやお経のように、歌詞をリズム通りに言う。
とくにアーティストがアクセント(強調)をつけている部分を意識しながら完璧に掴めるまでこの作業を繰り返す。
曲のテンポを変えられるアプリなどで、かなり遅いテンポで練習すると必ずできるようになります。ゆっくりできたことは早くなってもできます。原曲のテンポでやると、リズムが滑ったようになったり、言えない言葉が出てきたりしますが焦らず、少しずつでもいいのできちんと理解してからテンポアップしてみてください。
1つの壮大な映画を観ているかのような、変化に富んだ、スケールの大きな曲で魅力的ですね。私も自分なりに、振り付けも考えて表現してみたいなぁと思っています。