こんにちは。
今日はライブなど、人前で歌う前に準備することについてです。
ライブと言っても、様々な形態があるので、私の経験に基づくことだけ、書いてみます。
1 ライブが決まったら、まっさきにライブ告知をしましょう。
たくさんの方に届いてこそのライブです。
SNSなどで全体に流すのもいいですが、メールなどで個人的に呼びかけるほうが来てもらいやすいかもしれません。
2 コンセプトの決定
どんなコンセプトでいくか。曲数にもよりますが、自分はそのライブでどんな印象を残したいか、ここが肝だと思います。
3 選曲
コンセプトが決まれば、選曲もしやすくなると思います。レパートリーから、もしくは新しくトライしたい曲からコンセプトに沿ったもので、聞きごたえのありそうな曲を選んだみてください。ああでもない、こうでもない、と思いながら、でも早めに選曲は終えて練習にとりかかりたいものです。
4 生演奏の場合は楽譜、参考音源の用意
楽器を担当して下さる方に素早く上記の資料を送りましょう。何か訂正事項などがあれば、早めに対処できます。
5 練習にとりかかる。
ライブに向けた練習方は別項で触れてみます。
6 参考音源を探してまとめる。
カバーの場合は、ネット動画やCDなど、色んなアーティストのバージョンを探して、プレイリストを作ります。オリジナルなら、その着想のもとになったエピソードや音、絵や写真、その他をまとめておくもいいかもしれません。イメージがクリアになってくると思います。
7 衣装を準備する
コンセプトに合う衣装を準備しておきましょう。なければ買う、既存の服をアレンジするなど、早めに用意しておく。人間は思っている以上に身につけているものから影響をうけるもの。歌いながら邪魔じゃないか、それを身につけている時の気分はどうか、までチェックしてみてください。私は着ているものがいつもと違うだけで緊張したりするので、新しい衣装の時は本番までに馴染むように何回も着ておいたりします。汚さないように気をつけながら。
8 会場の下見に行く
はじめての会場は緊張するものです。一度は足を運んで、自分がどんなパフォーマンスができるかをイメージできる状態にしておきたいですね。会場によって、控え室がなかったり、必要な備品がない場合もあるので確認すべきです。下見に行くとその会場のスタッフの方に事前にご挨拶ができるというメリットもあります。
9 MCの台本をつくる。
こなれた方は、必要ないかもしれません。ジャズなどの場合は曲と曲の間に曲説明をしたりするので、私はつくるようにしています。台本をつくっていると、第三者に曲のことをわかってもらおうと考える機会になり、曲への理解が深まったりします。
ポップスやロックでも、ライブを通して表現したい世界観を構築するにはどんな流れでどんなMCが効果的か、思いをめぐらしておくことは重要だと思います。
10 最後はイメージトレーニング
人間は頭の中でイメージできることは実現できる、と言われています。そのライブを通してどんなコンセプトを表現するか、その中で自分がステージ上で具体的にどんなことをしていくか、何度も何度もイメージしてみてください。できれば最高の出来のときのバージョンを、そして大失敗のバージョンも一度くらいは頭に描いてみましょう。本番は最高の出来のイメージをなぞるだけです。お客様も自分も笑顔になっているステージは描けたでしょうか。
以上10個あげましたが、できること、というのは無限にあります。自分なりに効率よく準備ができる方法もたくさんみつけてみてください。楽しいライブになりますように!