こんにちは。

今日はボイストレーニングレッスンにおいての裏声と地声についてのつぶやきです。

数年前まで一世を風靡したミックスボイスという概念ですが、最近はあまり聞かなくなりましたね。

裏声と地声をミックスするという意味での用語ですが、Youtubeや教則本のお手本を見る限り、ミックスボイスと呼ばれる声のデモンストレーションは際限なくバリエーションが増えているような気がします。

それって神話じゃない?

ほんとにあるの?

ほんとに出せる人いるの?

もはやあると信じればばある、信じるものは救われる、というような宗教になっているとさえ言えるのではないでしょうか。

さて、それはさておき。
裏声と地声はそれぞれ分離させて精度をあげていくことが必要です。
そこではじめて、裏声と地声を混ぜることができるのです。

絵の具でもこれって何色かな、多分赤かな、これって何色かな、黄色かな、と思われる色を混ぜたら、イメージしてた色にならなかったということになりかねませんが、声も同じことです。

純度の高い裏声、地声を訓練してはじめて自分の描きたい絵が、歌いたい表現ができるのでは、と感じています。