今日も溶けそうなぐらいの暑さ!


私は、冷房が効いた家の中で、猫とまったりしています。

 



さて、今日は、ずっと書こうと思いつつも、中々重い腰、筆が上がらなくて!?


もう4年前の事なので、記憶もおぼろげになっている


入院・手術・退院について、記憶を辿りながら書いていきますね。




2019年5月に入院して、月曜日の朝に手術となりました。


自分でも驚くほど落ち着いていて、不安や恐怖は不思議と全く感じなかったのです。


手術当日の朝は、母と妹が来てくれて、手術室まで看護婦さんに案内されて、一緒に歩いて行きました。


いよいよ手術室に入る時に、私は笑顔で2人に手を振って、まるで海外旅行で飛行機に搭乗するのをお見送りされているような感覚でした。



手術室に入って、背中に硬膜下麻酔だったかな?されるのに、中々針が入らずに看護師さんが苦労していました。これが、後で、ちゃんと入っていなかったのか?手術後の痛みがすごくて大変でした!


全身麻酔をされたら、あっという間に眠ってしまったようで、気がついたら病室で、母と妹が心配そうに私の顔を覗き込んでいました。


手術は開腹手術で、7時間もかかったそうです。


病院の硬い椅子で待っていてくれた母と妹とに感謝です。


母と妹に、頑張ったわね!と、言われて、あとは病室で、結構大変な時間をすごすことに。




お腹に管が入っていて、脚には浮腫防止の装置もつけられ、ふだん横向きでしか寝られないのに、仰向けで動けずに寝るというのが苦痛でした!


さらに、喉が渇いているのに、水は飲めず、看護婦さんにリクエストして、口をゆすがせてもらうのを数回。


そして、確か夜中に気持ち悪くてなって、吐いてしまいました。ナースコールで間に合いましたが。


硬膜下麻酔が、外れてしまったのか?ちゃんと刺さっていなかったのか?ボタンを押しても痛みは緩和されず。(涙)


なので、ナースコールで、痛み止めの点滴や薬だだったかな?何度もリクエストしてしまいました。



翌日に、執刀医が病室に来てくれて


「全部取ったからね!安心してね!」


と、笑顔で言ってくれたのが、ホッと安心できて、とても嬉しかったなぁ!



それから、次の日だったかな?


お腹のドレーンを抜いてくれて、トイレは自分で歩いて行くようになりました。


トイレでは、計量カップみたいなのが置いてあり、それで尿量を毎回計って紙に書いて記録していました。



そうそう!病室は4人部屋でしたので、トイレは共同で、ちょっと神経質な私は、気を遣いました。


特に手術後は便秘気味になり、トイレに座っている時間も長めになったので、お待たせしたら悪いな?とか思ってしまっていましたが


それを看護婦さんに言ったら


「トイレは他の部屋の前にもたくさんあるんだから、どこのを使ってもいいんだから、気にしないで入っていいのよ!長くても大丈夫よ!」


と、言ってもらえたのが、精神的に楽になりました。




私って、"気にしい"なのだな!


と、改めて思って、もっと自愛することが大切なんだなと感じました。




あとは、病院食!


確か、お粥ではなくて、パンとゼリーとかだったかな?


その後は、普通の食事で、ナント!


いきなり、カレーでした!!(笑)



刺激物、大丈夫なんだ!と思いました。


でもね、こちらの病院食、とっても美味しくて大満足でした!!


と言いつつも、家族や友人がお見舞いに千疋屋のゼリーとか、プリンとか、ステーキを差し入れしてくれたので、充実した入院生活でした。



ただ、殆どの看護婦さんは、優しかったのですが、1人だけ鬼軍曹みたいにリハビリに厳しい方がいました。


手術翌日とかに、備え付けのテーブルをベッドの真ん中ぐらいに配置して、その上にお水や身の回りのものを置いて便利にしていたら


「動いた方が早く回復するから!」


と、そのテーブルは撤去されてしまい、寝ていないで、歩くように言われました。


なので、私は、廊下をぐるぐる歩いたり、ラウンジに行ったり、ベッドで大人しく寝ている時間は少なめだったかも。


よく検温とかお薬の時に病室にいなくて、看護婦さんが私のことを探していました!(笑)




それから、4人部屋だったのですが、同室の方々が、かなりキャラというか行動が強烈でした!


お一人は、神経的な病もあったようで、とにかくわめいたり、泣いたり、物音を立てて、その方の行動に、度々反応してしまいました。(汗)


もう1人の方は、外国人の方で、携帯電話で大声で通話したり。

通話がダメな事を知らないようなので、英語で優しく伝えたら、ソーリーと謝ってくれて、以後は大丈夫でした。


もう1人は、介護が必要な感じのおばあさんで、夜中に大音量でテレビを見出したり、おねしょをしたり、看護婦さんがひっきりなしに対応されていました。


結構大変な病室でしょう?


なので、私は、夜、眠れなくなってしまい、睡眠導入剤をもらいました。

それでも、満足に眠れなかったのをナースステーションで把握されていたのか?


4日目ぐらいに、突然、看護婦さんに、部屋を移動してもらっていいですか?と。


きっと、不憫に思ってくれたのかな?


今度は、平和な病室でよく眠れるようになりました!




入院中は、疲れていたのか?携帯電話は必要最低限しか触れませんでした。


テレビも見なかったし、持ってきた本も読まず、今思い出すと、何をしていたのかなぁ?と。


よく歩いたり、食事も美味しくいただき、夜は早く寝ていたかな。


この先のこととか、あまり考えずに、退院の日を待ち望みながらすごしていたかな。




10日で退院となり、妹に迎えに来てもらって、我が家に帰って、自分の部屋に入って、すごく幸せを感じたなあ。



という感じでした。



頑張ったな!私。






入院する前、庭に咲いていたクレマチス。