これまで約20冊近いNLPについての本を読み、レビューしてきた。

読んだけど、レビューを書いていない本もあるし、いくつか洋書は積読している。

とはいえ、膨大なNLP本を読んでまとめる作業もしんどいので、いったんここで区切りをつける。

 

元々の動機としては、NLPをセミナーで、マスタープラクティショナーコースまで学んでいたものの、十分消化されたとは言えず、膨大なエクササイズの海の中で、整理できずに彷徨っていたこと。それを解消しようと思い、読むだけでなく、それをまとめてブロクに出した。

 

しかし、この作業は莫大な時間を要した。

ただ単に読むだけや、読書感想文を書くだけなら、それほどでもなかったが、まとめ作業をやったことはかなりの労力がかかり、本来読書だけなら、2月に終わったであろうものも、まとめるには2~3回読む必要があり、理解は深まるものの、学習効率としてはどうか。3時間で読めたとしても、アウトプットに10時間かかる。

 

当初、他の人が本のエッセンスを掴めるレベルでまとめようと思った。

しかし、教科書的なものだと、重要な点ばかりなので、限られた文字数で網羅しようとすると、目次の列挙になりかねない。これでは、別にアマゾンのサイトに行けば、目次は載っているのだから意味がない。そもそも、学校の教科書の要約なんてしないだろう。これが一般のビジネス書、つまり重要点が少ない速読推奨本(=正味10ページぐらいの中身を200ページに希釈させたような本)ならともかく、辞書的に項目が列挙されている本を要約するのはしんどく、短く要約しすぎると、あまり意味のないものになる。

 

途中で、誰向けに書いているのか、分からなくなってきた。
このブログも、アクセス数が信じられないぐらい少ない。いいね!もほとんどリンク目的ばかり。

アメブロは有名なブロクなので、それなりのアクセスを見込めると思っていたし、以前別のところでブログを書いたときは、大した内容でなくても、10件も記事を書けば、コンスタントに1日10人以上は訪問者がいたが、ここでは0が多い。いくら、アクセスにはこだわりを持たないようにしているとはいえ、公開している緊張感を感じられなくなるので、いずれ別のブログに移そうと思う。

 

結局、自分向けにすることにした。

そして、やるとしたら要点をまとめること。

これは学生時代によく取った手法で、ノートに、覚えるべき要点を書いて、カンペにした。これは非常に効果のあった方法で、頭が整理されると同時に、視覚だけでなく触運動覚も使うので記憶を定着させやすく、情報がコンパクトになるので全体像もつかめ、復習も素早くできた。

今回もNLPの勉強ということでこの方法を取った。読んでいる最中に重要点に線を引き、後でそれを書き写した。結果、このブログが復習用になり、自分の勉強には役に立った。

当初、文をそのまま引用していたが、どうしても冗長になって入力する文字数が多くなるし、引用だけでは意味が通らない場合もあるため、言葉を補う必要もある。言葉尻も要約した方がいい場合もあって要約して、引用ではなく要約・メモとラベルを変え、また完全にわかるよりもポイントを短く書くようにした。

 

読書レビュー用にフォーマットを自分で用意したものの、すべてを奇麗に分けて書くのは難しく結局、

・対象者

・評価

・概要

・感想

・要約・メモ

とすることが多かった。
 

ただ、これはあくまでも自分用なので自分にとって学んだこと、響いたところのみ、他人、特に初心者にわかるように書いていない。自分にとって十分すぎる基礎知識は省いている。なので、まとめた部分は情報が削られ、自分も間を空けるとどういう意味だったか忘れてしまう。

 

とはいえ、この方法は本当に効率的か?

学生時代も書いて覚えるやり方はやはり時間がかかるため、効率がよいかどうか悩んだものだ。

 

今回の読書とまとめを通じて、理解が深まったか?

当然YESである。

本は3回読む必要がある、と言われることもあるが、本当だ。1回で終わらせてしまうのはもったいない。

今回もかなり前に読んだ本で、重要だと思って線を引いたもののを忘れてしまい、別の本を読んだときに、似たようなカ所でこれは重要だと思って線を引いたが、後で最初の本を再読したときに、線を引いた箇所を読んで愕然とした。すっかり忘れていたのだ。印象に残った箇所ぐらいはちゃんと覚えているだろうと思ったが、年のせいもあるのか、忘れるものは忘れてしまう。

 

あとマインドマップ

『フォトリーディング』でマインドマップを書くといいというのがあったのでやってみたが、私が書いたのはあまりにも情報が多すぎで、これは、ロジックツリーと呼ぶべきものになった。とはいえ、きちんと構造化されているものならいいが、列挙しているものを、並べるだけだとほとんど意味はない。例えば、10項目あったとして、それがカテゴリごとに細分化されるなら意味がある。
 

あと、反省点として、

まとめるのに精いっぱいで、自分がそれをどう生かすか自分が何を得たのか自分に当てはめるとどうなるのか
という最も重要なところが抜け落ちている。
今後、そういうのも追加していきたい。

 

あと、NLP以外の読書レビューを自分のPCに保存して上げていないのでそれも上げることにする。