先週金曜日。
私は「金スマ」を観てひたすら涙が止まらなかった。
高嶋ちさ子さん家族の波乱万丈。
バラエティ番組でトークする彼女を観て
私は数人の友人、知人から
「あんたとキャラ似ているね」とよく言われたものだ。
多分、黙っていれば大人しそうというか
妹の会社の同僚が私に会って
「お姉さんって清楚だよね！！聞いてた話と別人だよ！？」と
言ったらしい・・・・・・。
お前は一体、会社でどんな話をしとるんか～～～～～！！
まあ、数回お会いしただけでは、本性は出さないので
害のないイイ人～～～と？思ってくださるようなので・・・
って案外見破られているかも(;^_^A
ただ番組の中で、あ、共通する、と感じた事は
守るためには自分が強くならなければならん、ということ。
妹は中学にあがってから所謂不良娘になったのですが
（ヤンキーというヤツですな）
ついでいうと兄も地元で有名なワルでしたので
両親は大変苦労しておりました。
色んなところから呼び出されておりましてですね。
私はそんな事からヤンキーや不良は嫌いでした。
先生からも○○の妹！？って言われて
とっても嫌でしたし・・・・・・。
そんな真面目な私なのに、中学の同級生の男子からは
「組長」と呼ばれてました（笑）
学級委員だったということもあるのでしょうが
女子をいじめる男子には相手が番長格であろうが
平気で無言な往復ビンタしてましたから。
相手がスライディングキックかけてきたら
泣きもせずに
すぐさま椅子を投げつけようとして
逃げる男子を椅子持ち上げて追っかけていく
じゃじゃ馬でした。
かなりプロレスに影響されてる、やっぱ・・。
そんな私の手相にはじゃじゃ馬相があるんですね。
ちさ子さんも言われてましたが
「負ける気がしない」んですね。
思えば元々私はおとなしくて
あまり多くを語らない方です。
文章だったらこんなにいっぱいお話するのですが・・・。
幼い頃、本ばかり読んでる子で、
一人でいるのが好きな空想好き。
７歳か８歳かのある日、木に登って
ボーっと空想していたら
10人位に囲まれて、ボコボコにされました。
母がボロボロ傷だらけで帰ってきた私を見て
すごく心配そうでしたが
「コケただけやけん。」と言いました。
こんな心配そうな顔を二度と母にして欲しくない！と
強く思いました。
私の元々あった闘争本能というのが目覚めたのか
翌日、一人一人にリベンジしました。
タイマンじゃ絶対に負けねえ！と思っていたんでしょう。
階段から突き落としたり、後ろからミサイルキックしたり
相手が上級生だろうが関係ない！！
それからも弱い者イジメをするヤツは許さず。
私は何故か少年サッカー部に入部してしまうのですが
女の子一人だったので監督から可愛がられてしまい
男子は面白くなかったみたいで
ここで練習に交ぜてもらえない、という事態が起こり
またもやボコボコにしてしまいました。
団体生活は疲れるなーーーとよく思ったものです。
今思えば極真空手を習っておけばよかった・・・。
んでもって、喋るの苦手な子供だったのに
口喧嘩だけは達者だったんです。
まるで未知やすえさんの様だったかと思います（笑）。
なので、ビートたけしさんとか大好きでした。
今でも好きなんですけどね。
たけしさんはジジイとかババアとか言うけど
愛があるんですよね。
うちの母が高嶋ちさ子さんを
「この人、顔は綺麗なのに口が汚なか～～～！」と
驚いていましたが、ヴァイオリン弾いてる姿には
プロやねぇと、うっとりしておりました。
ちさ子さんは、お姉さんを守るため
あんなに心も体も精神も強くなったんだと思います。
ちさ子さんのあのケンカッ速さと口の悪さ。
分かる気がするんですね。
何かを守るのなら、強くなります。
ちさ子さんはお姉さんを守るため。
私はみんなの笑顔を見たいため。
守る先には何があるのか。
人によって違うとは思うけれど。
攻撃は最大の防御なり。
まあ40手前でいちいち攻撃はしかけませんが
そこに色んな思いが交錯していることを
感じる今日この頃なのでした。