16年と7ケ月共に過ごしてきた愛犬リキがこの世を去った日。
もう二年経ちました。
お線香とお水にお花を墓前に添えました。
亡くなったばかりの頃は本当に泣いてばかりの毎日でしたが
今は感謝の気持ちばかりです。
戻ってきて欲しいなんてもう思ってないからね~~~!
あの子は天国で駆け回っているでしょう!!
今度は何に生まれ変わるんやろ。
墓前にあと100年したらそっち行くけん宜しく、と言っておきました。
よく考えたら4,50年…と言っておけば良かった(笑)。
まだ滝沢クリスティさんがニュース番組を担当されていた頃、
保健所のワンちゃんがどう処分されていくのか報道されていました。
姉ちゃん、そんなのよう見きぃね、私はダメやんと言う妹に対して
「これが現実に行なわれている事なんに、目を背けたらいかん!!」と一喝。
ガス室に送られ、後に焼却処分されると聞いた事がありましたが
現実にそれが行なわれているのです。
今、老犬や病気のペットを連れてくるのなら有料になったとの事。
保健所はボロボロになったぬいぐるみを捨てるところではないのですよ。
私はリキが老いて苦しそうにしてる時、何度かこの手で葬ってあげようかと
思いました。でも出来なかった。
この子も飼い主さんも辛いならば、安楽死という方法もあります
と獣医さん。そうしてあげた方が良いのかと家族で悩んだ事もあります。
でも、夜中に悲痛な叫びをあげるリキを膝に抱え、
私はアロマの勉強をし続けました。
どんな時でもこの子の最期は私たち家族が看取る!と
思っていたからです。
少しでも楽な気持ちになってほしい・・・と、
アロマトリートメントを2・3日に一度施していました。
「死」を受け入れる「サンダルウッド」これだけは今のリキには使いたくない!
どんな身になってもお前は20年生きないかんとよ!!と
リキの介護生活でずっとそう思っていたのですが
あの夜はフランキンセンスとサンダルウッドを香らせました。
この日は兄家族も妹夫婦も遊びに来ていて、
皆に抱かれたリキ。
翌日、リキは母がちょっと席を外した間に静かに息を引き取りました。
可愛いだけでペットを飼ってはいませんか?
病気になったら老いたら貴方はペットを捨てますか。
お願いです。
福岡の保健所保護動物の数はワースト1だとの事。
保健所に連れて行く貴方はナ○ス同然です。
ならば、貴方の体温を感じさせ、貴方の膝の上で楽に送ってはやれませんか。
命は人間のものだけではないのです。
ぜひ考えていただきたいと望みます。