PartⅠも面白かったですが、最終章Ⅱ部も、
やはり面白かったです。
ネタバレあるので、これから観たい方は
スルーして下さいませ。
私はトニー・レオンさんが実はそんなに
好きではなかったのですが、周瑜の剣舞のシーンでは
美しいなぁと見惚れてしまいました。
今回、女性二人が戦いの中に入ってきてる事で
水を差したという意見もあるようですが
大概に戦いの中に女性を入れる映画は
私も昔から「邪魔じゃ!!」と思って観てきた方です。
北村龍平監督が「VERSUS」の中で言われていた事、
共感してました。「キャーキャーしゃぁしい!」と思ってきたし(笑)。
が、歳をとって私も丸くなったのか何なのか
特に尚香が活躍していたのが、面白かったと思います。
恋人同士の役ではないのに、兄の孫権が
尚香に上着をかけ「怒って悪かった」というシーンは
ちょっとジワっとキュンキュンきましたね。
小喬役のリン・チーリンさんは相変わらずお綺麗で。
私のお目当ての趙雲役のフー・ジュンさん、
最後の方しか活躍してなくて。非常に残念・・・。
でもカッコ良かったです!!
ジョン・ウー監督はこの作品を今まで撮りたくて撮りたくて
たまらなかったのでしょう。
それが伝わってきました。
最初のテロップで「奇跡」という監督の言葉が
最後の○(自粛)が出てくるシーンを観つつ、
憶い起こされてきました。
先人の血と汗と涙で私たちは存在できている。
本当にそう感じました。
ブッシュ前大統領が、「ジャスティス、ジャスティス」と
何度も言ってるのを聞きながら、
アメリカ=正義ではないだろうと思ってました。
正義の理論は人それぞれに違う。
もし戦争になったら・・・そんな話題になった時、
「自分は戦いに行きますよ。」という方もいましたし、
「自分は妻子連れて逃げます。」という方もいました。
どちらもその方なりの正義なのだと思います。
私は正義を振りかざすよりも
より平和に生きたいです。未来のために。
そうそう、エイベックスが製作側のせいか
音楽にも力が注がれていた気がします。
岩代太郎さん(日本テレビの松本志のぶアナウンサーの御主人)が
音楽を担当してあって、この壮大なイメージ、どっかで、と思ったら
「SHINOBI」の音楽も担当されていたんですね。
なるほどっと思いました。