１４日の朝、私は 究極の選択をしました。
１５日の私の誕生日に合わせて 前々から決まっていた
韓国旅行の出発日でした。
こんな時に 行くべきか、自粛して行かないべきか・・・・・。
当日なので キャンセルすれば、１００％戻って来ません。
既に 何もかも支払いが終わっていた料金。
すべてを払ってくれた 相方の大切なお金でもあります。
先日、被災していない私たちこそ 元気でいよう！
と 腹を くくりました。
キャンセルしたとしても、被災者の方々を救えない。
大阪に居ても、何もできない。
正直、せっせと働いて稼いだお金も大事。
私が韓国行きを迷っているのをご存知なお客さまは、
「堂々とリフレッシュして来て。 日頃どれだけ貴女に助けられてることか。
元気に帰って また私たちに元気をちょうだいね。」
と言ってくださいました。
この４日間だけが 私の今月の唯一の休みでした。
２人で話し合った結果・・・
旅行代金と同額（２人分）を 募金しました。
それで心が晴れたわけではないですが、
予定通り 行かせていただきました。
書かなきゃわからないのに・・・ と思う方もいらっしゃるでしょう。
そこまでして行くか？ と思う方もいらっしゃるでしょう。
こんな時によく行けるな！ と思う方など いろいろなご意見があるかと思います。
旅行記は、自粛して アップしませんが、
どうしても お伝えしたいことがあることと、
そして、今は 行ってよかったと思うので 正直に書きました。
まずは、たくさんの日本人が 海外へ予定通り旅立ってました。
（関空からだけではなく、あちらこちらからでした）
時期的に 学生さんが多かったです。
行きと帰りだけ一緒だった学生さんたちと話しましたが、
どの人も 「心苦しい思いで 家を出て来ました」 と。
誰ひとり 私さえよければ精神で行った人は 居ません。
向こうでお世話してくれたガイドさんも、
出発前に申し込んでいたオプショナルツアーのガイドさんも、
「気持ちよく来れた日本人が居ないことは 韓国全体で理解しています」
と言ってくれました。
日本語が話せる 韓国の会う人会う人が
励ましの声をかけてくださいました。
カタコトであっても たくさんの方々が
日本人に対する心配・尊敬の念を表してくださいました。
被災していない私たちにでも
「直接、日本人に気持ちを伝えられてよかった」 とも。
韓国のTVでも 新聞でも 日本の地震のことばかり。
盗難が起きない日本への称賛。
譲り合っている姿が美しい日本人被災者への称賛。
辛抱強い日本人被災者への称賛。
TVでも 新聞でも 韓国の多くの方が
みんなみんな注目し、心配・称賛・応援をしてくれてます。
（他の国の方々もですよね）
私たちは、その温かさに 思わず涙が出ました。
日本語で放送されてるチャンネルでも
ずーっと地震のニュースのみでした。
向こうでも 日本人 皆が
ホテルに滞在中は ずっとTVを見てました。
（どこに居ようが、気持ちは同じです）
長くなるので、続きは のちほど・・・
《つづく》
２つとも ポチっと押してくださいますか？
