セラピスト語録3
「接客業は 洞察力と 立つポジション(立場) 」
洞察力を発揮しつつ、立つポジション(立場)をわきまえる。
このバランスが、心地よい接客へと繋がる。
自分のその時の状態を瞬時に理解・把握し、心休まる言葉や励みになる行動をしてもらえたら・・・
そっと後ろから助言やアドバイス、時にはそっと後ろから背中を押してくれる人が居たら・・・
この人になら分かってもらえる、この人に任せておけば安心、この人が居てくれるから心強い・・・
そのような接客をされてますか? また、そのように信頼されてますか?
「洞察力」・・・物事・状況を鋭く観察し、その本質や奥底にあるものを見抜く(把握する)力
「立つポジション」・・・自分の立つ位置、立つ場所 ※(立場)・・・置かれた状況
心地よい接客に繋げる語録です。 洞察力を身につけ、立つ位置を間違えない接客を!
※私は、あえて「クライアント」と呼ばず、「お客さま」とお呼びしています。
1.お客さまが何を求めて自分のところへ来られたのかを瞬時に把握する【洞察力】
(特に疲れていらっしゃる方は、説明するだけでも苦痛だと感じやすいことを知っておく)
(今の状態をどうにかして欲しい、日常から離れて休まりたい、日頃の疲れを取り除きたい・・・)
(お客さまが皆同じ癒し法を求めていらっしゃるわけではない ということも知っておく)
2.時には、お客さまのご希望・要求に沿えない場合もある【洞察力、立つポジション】
(禁忌事項に触れるお客さまの場合、きちんと説明してお断りする勇気と誠実さを!)
(お客さまが望むアイテムがその時に必要ないと判断した場合は、しっかりとその旨を伝える)
(お客さまの好みや希望が最優先ではなく、精油やアイテム等の決定権はセラピストにある)
(代替できるアイテムがある場合は提案し、納得いただけるよう丁重かつ手短に説明する)
3.お客さまは初めから心の内を出さないものと理解しておく【洞察力、立つポジション】
(カウンセリングが大事だからといって、初回から踏み込みすぎる質問や言動をむやみにしない)
(初回は特に緊張もされているため、少しでも早く和んでいただけるよう配慮する)
(リラックスすれば自然と心が開放されていくので、それまで気長に待つゆとりを!)
(「ストレスはありません」とおっしゃる方の方が、実は凄く疲れてる場合が多い)
4.お客さまの確かな情報は、カウンセリング時よりもリラックス後の会話に
![矢印](https://emoji.ameba.jp/img/user/la/lazyholic/444006.gif)
(リラックスすると素直になりやすいので、施術中や施術後の会話からキャッチすることも大事!)
(カウンセリングとの違いが発覚した場合、確認の取り方に注意を払いながら訂正させていただく)
(セラピストにだけに話すということが多いので、たとえご家族でも「守秘義務」を貫いてください)
5.お客さまの少し後ろから、そっと手を差し伸べる【立つポジション】
(実際にお客さまの後ろに立つのではなく、”見守りながら気を利かせる立場で居る”という意味です)
(信条を持ち、毅然とする事は必要ですが、前にしゃしゃり出る行為や言動は避け慎む)
(自分の考えを押し付けず、まずはお客さまの心の声に耳を傾け、その上で誘導していく)
※実際に お客さまの後ろにそっと立っていたら、恐いですからね・・・(^_^;)
6.「自分の出来る範囲」を確実に認識しておく【洞察力、立つポジション】
(自分の範囲ではないと判断したら抱え込まず、他の同業者・治療家・医師等に委ねる)
(お客さまを逃してしまうからと焦り、力量・能力以上の施術を行うと、最終的に自分の身を滅ぼします)
(お客さまが他の治療家、もしくは医師からの紹介の場合は、その指示にかならず従う)
(お客さまからの質問に答えられない場合は、正直に伝え、迅速に調べて連絡する)
7.どんなお客さまでも、応対はゆとりと平常心を持って【洞察力、立つポジション】
(警戒心、猜疑(さいぎ)心の高い方には、まずは安心していただける言葉・お声掛けを!)
(たまに試される方もいらっしゃいますが、ありがたいことです、そのまま気持ちよく試されましょう)
(どのようなお客さまであっても、常に公平な態度で接する) ※害を及ぼす場合は別ですよ
8.仲良くなっても、立場をわきまえる【立つポジション】
(言葉使い、態度をわきまえ、図々しくならないよう気をつける)
(金銭の貸し借りはしない)
(礼儀・行儀をわきまえ、何事も丁寧に行う) ※ガサツな人は特に気をつけてくださいね
9.お客さまが主役【洞察力、立つポジション】
(セラピストは脇役、いかに主役を輝かせることが出来るかを楽しむ)
(ワガママやペースに巻き込まれたりして振り回されない、流されない、自分を見失わない)
(脇役を徹しても無理はせずに、自分の出来る範囲で最善を尽くす)
10.目の前に居るお客さまだけに意識を集中させる【立つポジション】
(接客中は、自分の中のプライベートな部分や出来事、興味・趣味などは一切切り離す)
(他のお客さまの噂話はしない。 「守秘義務」を怠ると信用を失います)
(お客さまご自身の問題に対する配慮はしても、深入りしないのが鉄則)
今回のお題もセラピストさん向けに書きましたが、接客業全般、友達・親子・夫婦・恋人間などの
関係にも 洞察力と立つポジションは必須ですね。
皆さんは、日頃から背中をそっと押してあげれるポジションに居らっしゃいますか?
日頃から出来ていてこそ 仕事にも自然と出ると思うのです。
仕事の時だけ出来ていても、その中に本当の誠意はあるでしょうか。
日頃からそれが出来ていると、かならずご自分にも 背中をそっと押してくれる存在が・・・
(駅のホーム、階段のいちばん上、崖、屋上などの高いところは対象外ですからネ^^;)
まずは、プライベートの見直しもされてみるといいかも
次回のお題は・・・ お楽しみに☆
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました
みなさまの 清き一票(ワンクリック) が
ほんまに 励みになります♪
「たまには、みんなで 遊ばへん?」 ~セラピストさんだらけDESSE~
(でっせ)
5月下旬か6月頃を考えています。
場所:関西某所 ほぼ決定・・・か? という段階です
内容:自然食ランチ+ハーブ無料摘み取り+アロマ蒸留+芝生で語り合い 他
参加費:なし (当日のご自分の支払いのみ)
参加資格:○○セラピストさん なら どなたでもOKです (お勉強中の方は・・ 検討中です^^;)
定員:今のところ未定
日にち・場所・その他詳しい内容が決まり次第、ブログにて打ち出しま~す