昨日は天然のビタミンAじゃないと過剰摂取になると言いましたが、天然の栄養素が大切な理由は他にもあります。
それは、天然でなければ、身体が受け付けないといからです。
ということは、天然でなければ摂っても意味がないということです。
ところがところが、合成でありながら天然をウリにしたサプリメントが存在します。
現代の科学の力というのはすごいもので、たとえば、ジャガイモに含まれるデンプンから、ビタミンCを作り出すことが出来ます。
ジャガイモに含まれているビタミンCでビタミンCを作れば天然サプリメントですが、ジャガイモに含まれているでんぷんから作られているビタミンCであれば、これは合成サプリメントなのです。
でも、原材料は天然のじゃがいもなので、天然由来サプリメントと書いて宣伝することができます。
天然サプリメントが身体にとって良い理由は、微量栄養素やフラボノイドが含まれているからです。
しかし、合成サプリメントには、たとえ原材料が天然でも、微量栄養素はまったく含まれていません。
さらに、石油から精製したものを天然サプリメント(石油も天然資源)として売っているメーカーもあるのです。
他にも、保存料・着色料一切使っていませんと大々的に宣伝し、実は保存料・着色料以外の添加物が山ほど使われているサプリメントもあります。
ですから、サプリメントは天然も合成も一緒と言われてしまうんです。
結局サプリメントなんて気休めと…
これらを本当に天然だと信じて買っている方がいると思うと残念になります。
今日はみなさんにこんな事実があることを知って欲しくて書きました。
これを読んで少しでも、サプリメントの原材料に興味を持っていただけたらなと思っています。