先日、長女の中学校の卒業式に参列しました。
コロナ禍の影響もあり
一時間で終わるシンプルな形式で
早足の卒業式でしたが
式が無事に執り行って頂けてよかったです。
今回娘の卒業式に参列するにあたって
私は一つ大きな勇気を振り絞りました。
それは【コサージュをつけること】です。
コサージュはダサい!!?周りの意見に流される私。
私は大人になってから自分の意志で
コサージュをつけるという事をしてきませんでした。
長女が幼稚園生だった時。
20代~30代前半のママたちの間で
「卒入園式でコサージュをつけるのってダサいよね」
という風潮があったのです。
その時私はお花の仕事に携わる前の26歳。
当時周りの意見に流されることばかりの私は
「コサージュってダサいんだ!!」
と真に受けてしまいました。
それからずっと。
コサージュをつけることはしませんでした。
周りにダサい!って思われるが怖かったのです。
しかし、もともとお花が好きな私。
お祝いの席で必ず華やかにコサージュで
胸元を飾っていた母を素敵だと思っていたし
憧れていました。
今まで一度もコサージュがダサいなんて
思ったこともなかった。
コサージュを華やかに身に着けている人を見て
「素敵だな。」
「いいな。」
そう思ってきました。
しかし一度自分に対して貼ってしまった
「コサージュってダサいよね」
というレッテルを払拭するのは難しく、
今回はコサージュをつけるぞ!!
と、カバンに忍ばせたのに
結局付けずに式を終えたこともあるのです( ˊᵕˋ ;)💦
勇気を出せたきっかけは友人のインスタ
卒業式の三日前の事でした。
友人がInstagramにpostした
手作りの生花のコサージュの写真。
凛として華やかさのある
フリンジ咲の紫のトルコキキョウがとても美しく
卒業式にふさわしいコサージュ。
小学校の先生の袴に着けるオーダー品でした。
本当に素敵で、改めて思ったのです。
こんなにも美しく、
思いのこもったコサージュが
ダサいわけがない!って。
友人に
「とても素敵なコサージュだった。
今までコサージュをつけることを
ためらっていた私だけど
やっぱり自分も身に着けたくなった!」
そうメッセージを送りました。
そうしたら
「お花を身に着ける機会ってなかなかないよ。
娘ちゃんの卒業を華やかにお祝いしてあげよう!」
と、暖かい言葉で背中を押して頂きました。
選んだお花は優しいピンクの桜
それからすぐに
娘の卒業をお祝いする自分のための
コサージュ作りに乗り出しました。
やはり、桜を使いたくて
落ち着いた布花の桜と
ピンクグラデのアジサイを一度ばらして
花芯とワイヤリングしたパールに通して
八重桜に見立てたパーツを作り
ブーケを組むようにまとめたコサージュです。
30代半ばになった私にはちょっと可愛すぎるかな?
卒業式には華やかすぎるかな?
色々なことが頭をよぎりましたが
TPOの範囲内なら
私の好きなものをつけていいじゃない!!と
吹っ切れました。
コサージュをつけてみた。
ドキドキしながらつけた桜のコサージュ。
不思議なもので、コサージュをつけた瞬間
顔周りがふわっと明るくなり
自分の気持ちに急激な変化が
起こったことを感じました。
妙に背筋が伸び、心もしゃきっとして
晴れやかな気持ちになったのです。
そして何より娘へのお祝いの気持ちが
より強くなりました。
体育館に入ってみて周りを見渡してみると
コサージュをつけている人は
やはり多くはありませんでした。
ざっと見て3割くらいだったかな。
少し前なら少数派と感じて
居心地の悪い思いをして
外していたかもしれません。
しかし今回は、コサージュをつけているママたちが
とても素敵に見えて
コサージュをつけて娘の卒業をお祝いできている
自分すら誇らしく感じたのです。
コサージュはお祝い事にふさわしいアイテム
本来コサージュとは
中世ヨーロッパで祝い事の場で貴婦人が
肩や胸元につける花飾りから由来しています。
当時のヨーロッパではお花を着飾ることで
「病気や悪い魂を追い払う」
「将来の安全や健康を守る」
などの意味合いがあり、
コサージュは毎日のように着けられていたそうです。
その中世ヨーロッパの習慣が後に日本に来て
広がったらしいのです。
将来の安全や健康を守る願いが
込められているコサージュは
新たな門出を迎える人お祝いする式典には
まさにふさわしいアイテムです。
私のように、コサージュを着けたいのに
どこか抵抗感がある方って
実は少なくないのではないかと思います。
前述のとおり、コサージュはお祝い事に
ふさわしいアイテムです。
新たな門出を迎える方を心から祝福する
気持ちをお花に込めているのです。
お祝い事の席ではぜひ勇気を出して
お花を身につけてお祝いしたい!
という自分の正直な気持ちを
大切にして欲しいです。
私も勇気を出すまでに10年かかってしまいました。
その間に沢山コサージュをつける
数少ない機会を逃してしまいました。
1人でも多くの方が
自信を持ってコサージュを身につけて
くれる当たり前の世界が再び訪れるように
心から願っています。
節目のお花を大切にしたい
コサージュも
ブーケも
髪飾りも
アレンジメントも
人生の節目には必ずお花が添えられています。
そう思うと一つ一つのお花を大切に選びたい。
そうしたら
自分の人生をふと振り返ったとき
その時々の記憶を
より華やかで豊かな物語に
できるような気がします。
【あなたの物語】を美しく彩ります。
お子さまの卒入学をお祝いする凛としたコサージュ。
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