す皆さんこんにちは
日本大好きハートフルです
山装う これは、秋の別称です
野山がまるで美しくお化粧したようにめかし込む様子を昔の人はこう表現したのです
表題に、色彩豊かと書きましたが、
この表現から多くの方が想像されるのは春の景色かもしれません
ちなみに春は、山笑うと言われます
にぎやかに訴えかけてくるような明るい色彩
対照的に秋のそれは静かに語り掛けてくるまるでどんなものをも吸収して受け入れてくれるような懐の深さを感じてしまします
紅葉は北半球の限られた地域でしか見られません
この狭い国土で、まるでガーネット、トパーズ、ルビー、エメラルドといった宝石が
赤や黄色、黄金色そしてところどころグリーンにと散りばめられた様な
日本の晩秋の風景はまさに圧巻です。
百人一首に菅家こと菅原道真により詠まれている歌に
このたびは幣(ぬさ)もとりあえず手向山(たむけやま)
紅葉(もみぢ)の錦神のまにまに
があります。
とるもの取りあえず家を出た急な旅なので道祖神に供えるための幣袋を用意できませんでした。かわりに、この紅葉を神様に捧げますのでどうぞお心のままお受け取り下さい……という意味です。
神様に奉納するということは神聖で無垢なものそして感謝の極致。
この景色をそのままお供えさせていただきたいという感覚、
素敵ですよね。
いったいどんな紅葉を道真は観たのでしょう
その風景は、今私たちが息を呑むように毎年うっとりと眺めている景色ときっと変わりなかったと信じたいものです。
そして、毎年この風景がみられる日本に生まれたことを殊の外幸せに感じます
あぁ~~日本ていいですね大好きです
今日も有難うございました。