第23話 格闘 水没畑での野菜作り その3
梅雨に入りました。降る雨にドキドキしながらの毎日です。
じゃがいもの葉がだんだん枯れて黄色くなってきているので、先日、8株ほど試し掘りしてみました。
どんなできかと掘ってみたら、こんな感じでした。
昨年は水没し壊滅状態でしたので、それに比べれば雲泥の差でほっとしています。
腐っているものはほとんどありませんでした。
対策が報われたと思いました。
来月、晴れの日を待って土が乾いたら収穫します。
大雨の後、相変わらず水たまりがあちこちにできます。
(あまりお金をかけずに)まだまだできることがありそう。
来年に向けて次なる対策を講じる必要を感じています。
1 土質改善
もみ殻を入れると窒素不足になりがちなので、窒素系の肥料を入れる。
通気性をよくするため、バーク堆肥などを入れてみる。
2 耕運機で深く耕し硬い層を壊す
耕運機で普通に耕していると土の表面15cm位のところしか耕せません。
すると、その下に固い層ができてしまいます。その層を砕くことで、排水性が向上すると言われています。
耕運機の1速で角度をつけてゆっくり耕すと30cm位の深さまで耕せるので、硬い層を壊せるのでは?
穴開きスコップで天地替えしをておくと、さらに深く耕せそう。
耕運機で耕す回数を増やしてみようと思います。
3 もみ殻を土の深い部分に投入
昨年のもみ殻投入は、表面部分の比較的浅いところへまいて耕しただけでした。
9月、稲刈りが終了したら、ライスセンターへもみ殻をもらいに行き、
畑の一角にもみ殻置き場を設け、ブルーシートをかけて大量にキープしておく。
今年は、深掘りしたところへ届くようにもみ殻をまこうかと思っています。
水没との格闘は試行錯誤の連続です。これからも格闘の連続だと思います。
水没対応でやれやれと思っていたら、次の難敵(カラス)が野菜を狙っています。
第24話は「格闘 カラスから野菜を守れ!」を掲載します。