今回より、Sartoria Panico、Anna Matuozzoの
注文をスタートし、多くのお客様に関心をもって
頂きました。
その中で多くの質問を受けましたので簡単に
ご説明させて頂きます。
①Su Misura?MTM ?
当社での展開は全てSu Misura:スミズーラ。
これも日本では色々な意味合いで捉えられて
おりますが、Su Misurとは本来フルオーダー、
ビスポークという意味しかありません。
もちろん、当社の展開はこちらです。
お客様の採寸を行い、仮縫いを作成致します。
この仮縫いの制作がSu Misuraには不可欠です。
採寸の数値を基にチョーキング・カッティング
してくことは勿論ですが、芯地の選択・量・形
全てのパーツ(胸・肩・袖)職人が全て手作業で
カット・縫製をしていきます。
※既製品(MTM含む)は、出来合いのパーツを
付けるのみです。
そのバランス(加減)はお客様・左右でも勿論
異なり、一つとして同じモノは有りません。
素材によっても違いますし、同じお客様でも
その注文に対するリクエストによって対応
をしていきます。
それがナポリサルトが型紙を用いないと言う
理由の一つでもあると思います。
フィッティングでSu Misuraに勝るシステムは
無いかと思いますが、その分価格は上がります。
一方、MTM(メイド トゥー メジャー)俗にいう
パターンオーダーは、既定の数値で作られた
ベースからの修正になり、その規定は誰の
モノでもなく、平均的なモノなので近いサイズ
ではあるが、自分のサイズではない・・・。
という事になります。
一般的なMTMがどこまで対応しているのか
私は把握しておりませんが、体の左右で
バランスをとり、芯地を変える・寸法を調整
するのは不可能かと思います。
Su Misuraより価格を抑えられ、納期の短縮は
望めると思います。
価格とフィッティングの許容範囲が合えば
宜しいかと思いますが・・・。
フルオーダー、パターンオーダーと言うのは
それぞれの金額や満足度でお客様がセレクト
する事かと思いますので、私はどちらが・・・、
という事は申し上げられません。
もちろん、金額を別にすればSu Misuraの方が
勝っているのは言うまでもありませんが・・・。
当社はSu Misura:スミズーラのみです!!
②なぜCostantinoがPanico/Annaを?
先ずはAnnaから・・・、
コスタとアンナの出会いは1990年前後の
ロンドンハウスです。
コスタは販売、アンナはシャツ職人として
ロンドンハウスに在籍。
※パニコ・フェリーチェも同じ時期に在籍。
ですので、ナポリで合えば話をする間柄で
お互いがどの様なビジネスをしているのか
大枠わかっていました。
話が急速に進んだのは偶然日本に来る
飛行機が一緒になり、互いの近況報告を
する内に当社の受注スタイルにアンナが
共感を持ち、多店舗(伊勢丹さん)での来日
が決まっているので、その後にESSECIでも
受注会を開催できればと話になりました。
伊勢丹さんでの受注はパターンオーダー、
採寸をしてゲージを着用、そこからの修正
という事になります。
当社はSu Misuraしか扱いませんので、
アンナにその旨を伝え、国内でのSu Misura
契約を結びました。
採寸→仮縫い→納品となります。
ナポリ現地ではアンナとパニコ氏は旧知の仲
なのでお互いに話をしている内に、パニコ氏も
当社に関心を持ってくれました。
2人とも日本には多くのお客様はいるので
大事な市場と捉えていることは間違いありません。
その上でSu Misuraの国内販売パートナーを
ESSECIとしてくれ、フィッティングをCostantino
に一任する契約を結ぶことになりました。
決め手となったのはやはりCostantinoです。
シャツに関して彼は長年Luciano Lombardi社
のルチアーノ氏と仕事をしてきました。
Lombardi社は既製品(OEM含む)の展開も
していますが、Su Misuraも対応できる工房
でした。
ルチアーノ氏はSu Misuraのスペシャリストで
コスタのシャツの先生と言っても過言では
有りません。
アンナさんもルチアーノ氏の技量をよく知って
おり、その知識があるコスタの事も評価して
くれ、自分のシャツを任せて良いという事に
なりました。
またパニコ氏に関してもコスタの技量を評価
してくれております。
と言いますのも、パニコ氏とコスタンティーノの
ジャケット・コートを作るフェリーチェは同じ師匠
の下で修業をしたという経緯があり、ベースが
非常に似ています。
ベースを基にそれぞれアレンジを加えていき、
それが今のそれぞれのスタイルになっています。
そのフェリーチェと長年仕事をコスタはしている
ので作りを完全に把握しています。
故にパニコ氏の作り・特徴もほぼ理解しています。
この理解がある上でのフィッティングなので
職人のスタイルを活かして修正の指示が
出来ます。
フェリーチェの作り・パニコ氏の作りを理解して
いるのは恐らく本人以外、コスタンティーノ
しかいないと思います。
あくまでもコスタンティーノはパニコ氏の
スタイルを崩さずにフィッティングだけの
調整をします。
作りを理解しないで、フィッティングを行って
しまえば調整をした人間のスタイルになって
しまいます。
=コスタの洋服になってしまいます。
今回もパニコ氏の洋服に対してコスタは、
「ここは絶対にいじれない」、
「これがパニコの特長だ」
と説明していました。
非常に奥が深い世界です・・・。
ナポリ人にしかわからない事もたくさん
あります。
長々とわかり辛い説明では御座いますが、
コスタンティーノはパニコ氏・アンナ氏より
多くの日本人を相手にし、特徴を理解
していると思います。
そのコスタとパニコ氏・アンナ氏が組む事で
更に良い商品となり、お客様に提供することが
当社の役目であり、他社との違い・強みかと
思っております。
当社も今回がスタートでしたので、今後の
課題もありますが、次回以降もPanico/
Matuozzoのアイテムをフルオーダーにて
展開していきますので宜しくお願い致します。
ご不明な点もあることか存じますので、
お気軽にご質問を頂ければと思います。
ESSE
(ESSECI:エッセチ)
Tel : 042-497-5299
e-mail : info@esseci.jp
(RiPiu:リピュウ)
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