どんなに真面目に頑張っていても、ある日突然足場が崩れる人もいる。これは運命だ。一生をズタズタにされてしまった、なんて嘆いたって、運命だったら仕方がない。不運な人は、きっと日頃の行いが悪いからだろうなんて思われがちだけど、必ずしもそうとは限らない。人生、ある日突然どんな不幸に見舞われるか分かったものではないのだ。

 自分があまりにも不幸でどん底で、これほどまでに辛いのだったら死んだほうがマシだと思う瞬間もあるだろう。私は死を否定しない。死んでしまうのも選択の一つではある。

 しかし、人間そう簡単に死ねるものではない。よし、死ぬのは止めだ、と決心がついたら、必死に生きるより他に仕方がないだろう。なりふり構わず必死に生 きてみる。できそうなことが見つかったら、片っ端からやってみる。人間死ぬ気になれば何でも出来るというではないか。必死に頑張っている人間は、それだけで十分頼もしい。それこそ、生きている甲斐があるというものだ。

 問題は、どん底の一歩手前の人間である。死ぬ気にもなれない中途半端な不幸人間は、なかなか踏ん切りもつかずに無気力のまま日々を無駄に過ごしてしまう。考えようによっては、どん底を経験するほうが幸せなのかもしれない。

 

 

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