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今回は、友人が語っていた話を書いてみました。

では、どうぞ。

 

    

 

世の中に、愛し合っている夫婦なんて存在しえないと思っていた。周り中どこを見ても、いったん夫婦になると互いを疎ましく感じるようになるのだと。

 N夫妻は、私が初めて出会った「愛し合っている仲良し夫婦」である。N氏22歳、奥様が21歳の時にご結婚されてもう30年。長男が29歳で次男が23歳のごく普通の家庭である。それなのに奥様は夫が大好きだ。私と一緒にいても、奥様は何かと理由をつけてすぐに夫に電話をかけようとする。しかもN氏は、妻からの電話を嫌がらない。
 夫妻はどこに出かけるのも常に一緒で、さらにN家の息子たちは両親が大好きである。息子たちにはそれぞれ恋人がいるが、とにかく団体行動が得意なのだ。年に何度かは、大家族のようにみんなで一緒に外出する。

 そんな微笑ましい一家がこの世に存在すると知って、私は人生観を変えた。万が一結婚しても、一生愛し合って暮らせる夫婦もあるのだ。それはもしかすると、N氏と奥様がいい男といい女だから起こり得た奇蹟なのかもしれない。奥様は、N氏がいつもいい男でいられるように常日頃から気配りを絶やさないし、ご自身もとてもお洒落で、なんといっても性格が可愛らしい。50歳を過ぎても女は可愛さを失ってはいけないのだと、奥様にお目にかかるたびに再認識させられる。

 50歳を過ぎても可愛い女。これこそ夫に愛される妻の基本だ。
 

 

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