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今回は友人のダイエットに関するエッセイです。
では、どうぞ。


  

 

 

 若い頃は無理がきく。私のダイエットは過酷で激しかった。しかし、食べないダイエットは絶対に体によくない。年齢の割りに骨密度が高かったのが自慢だったのに、ダイエットのし過ぎで標準に落ちてしまったときは、さすがにめげた。しかも私は大変な便秘症で、それが原因かどうかは定かではないが顔が異常に汚かった。恐らく内臓もきれいではなかったのだろう。

 25歳のとき、私の顔の汚さは周りの人の同情を買うほどだった。きれいになりたい。きれいになりたい。祈っても祈っても、15年間顔は全くきれいになら なかった。

 食べないダイエットはどこかに支障をきたす。人間ドッグに入った結果、私の内臓は思ったほどには壊れていないと判明。その代わり体調不良が全部顔に出て しまったのだろう。恐ろしい吹き出物と茶色い斑点が背中までに広がっていた。今思うと私が29年間独身だったのは、余りに顔が汚かったことにも起因しているかもしれない。

 大阪に来て、あれほど汚かった顔がほんの少しマシになった。それでも、東京のOL時代の私の顔を知らないヒトが見ると、「どうしてこの人は、こんなに顔 が汚いんだろう」と思ったに違いない。その私の汚い顔が、少しずつ白さを取り戻したのは、昨年の秋以降である。エクササイズとバランスのよい食事。勿論毎日ではないが、可能な限り心がけている。

 バランスのよい食事は、大量に食べても太らない。ようやくそれを実感した。但し、一週間を通しての調整は必要である。毎日毎日大量に食べてはいけない。 胃を休める日(週に2日程度)は私には必要だし、間食は基本的にしないこと。食べるとしたら食後すぐがよいだろう。

 ヒトの体はそれぞれ構造が違っている。まずは自分の体質を知ることから始めよう。規則的に運動ができないという人は、大量に食べるべきではないかもしれ ない。おやつが生甲斐であれば止める必要はない。その代わり食事の量を減らす。そういった地道な努力は絶対に実るものだ。そのために、自分にとっての最良の食生活を見つけよう。私にとっては、いっぱい食べていっぱい運動するのがよさそうだ。
 

 

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