わたしはとにかく建築関係やインテリアが好き。からくり家具も、自分では使えないものもあるけど、見せてもらうのは大好き。高さが自在のテーブルや、 キャスターつきの物入れが椅子になったり、扉を開けると鏡がはめ込まれていたり、作り付けの棚や引き出しつきのクローゼット、何を見ても嬉しくなってしま う。

 住む家や部屋によって、生活は大きく変わる。きれいな家に引っ越すと、それじゃま、ひとつきれいに暮らしてみようかという気にもなる。狭い家の中で不要なものが散乱していると、片付ける気にもならないのは当然である。本が多い家なら、壁一面に本棚が欲しい。書類が多ければ、二段か三段のキャビネットが幾つか欲しい。いい家かどうかは収納スペースで決まる。収納スペースに無駄がなく、かつ機能的でなければならない。スペースが広くても、使い勝手が悪ければ、全然ないのと一緒である。

 しかし、きれいに暮らせるかどうかは住む人の性格と心掛けによる。ペットや幼い子供がいる家ではなかなか自分の思う通りにはならないし、たとえ躾が行き届いているとしても、多少の妥協は否めない。多忙になると、どんな人間でも家の中は滅茶苦茶になる。時折家の中を見直して、整理整頓の習慣を身につけよ う。随分と気分転換になるはずだ。

 きれいに暮らすためには機能的に設計された家と住む人の心掛け。開放感と統一感、清潔感にあふれる環境は人の人生を明るくしてくれるはずだ。インテリアは、環境作りのスパイスである。いい味が出せると、自分が一番得をする。
 

 

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