おもしろそうだなぁとか、流行っているからとかで買ってみたものの、本棚でまだ開いていない本というのが
いつも数冊ある。
読み始めると難しくて、挫折したり…
東野圭吾さんとかミステリー系の小説は寝る間も惜しんで読み切ってしまうのだけど。
そういった、ちょっと読み始めるのに時間のかかる本は、私はいつも海外旅行に持っていく。
ちょっとナルシストっぽいって??
私はたいてい一人旅。
英語はなんとか理解はできるし、旅には困らないけど、コミュニケーションをとるほどは話せない。
だんだんと日を追うごとに孤独になっていく。
話し相手がいない…
日本語を渇望するようになるのだ。
そんなとき、日本では目にもくれなかった本が、輝いて見える。
去年末に2週間、イタリア旅行に行った。一人で。
しばらくすると、いつもの症状が。
私が持っていった本は、昭和30年代にイタリアに行った、とても賢い教授のイタリア紀行だった。
カバーがとてもかわいくて、古本屋さんで買ったのだけど、一度も読むことはなかった。
だけど、楽しかった。
まるで、その教授と旅をしているような気分にさえなるのだ。
あぁ、このあたりは全く変わってないとか、いろんなことを思いながら、読み進めることができる。
携帯もテレビもない場所。
私にとっての娯楽は、本のみという環境。
日本にいるとなかなか作れないのだが(誘惑に勝てず…)
まぁ、こんな読書方法はあまりにも贅沢なんだけど。
でも、いつもなら読めないような難しい本と格闘できてる時は、とても幸せな気持ちになる。
たまにでいいから、こんな時間を作りたいなぁ。