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まさに今晩はリップサービスだけ

近くまで引き寄せて

そのまま

放置

すると真下から

ジュポっとくわえ込んだ

その間も会話が盛り上がっていたため対処出来ず

ウワッと声が漏れた

その後は必死に右へ左へいなす

相手も首のフリを早める

ヤバイ

このままではヤバイ

けつの穴を締めて頑張ってみる

その間に私には30秒くらいに感じたが実際には20秒くらいの事だっただろう
結末はあっという間に来てしまった

なんという脱力感だろう

夕方からぶっ続けで振っていたのも重なって

もうガクガクだった

一瞬暗闇の中で見えた肌は
白銀のように白く艶めいていた

でもその顔を明るい中で確認することもなく去っていった

そう

唇だけ残して

この唇だけでは、どんな相手だったかは想像の粋を出ない

でも私は信じたい

それがアカメだったと