主治医のサードオピニオンの提案に対して妻と相談して、受ける事にしました。
理由は、がんセンターも手術を賛成してくれれば主治医も二ヶ所の病院で
手術と言えば納得してくれるかも?
と思ったからです。
そして、主治医に紹介状を貰いに行き
その時、ある英文のプリント15枚を貰いました。
それは、パゾパニブについての
ある研究結果についての内容でした。
この時、なんだかんだ言っても
ちゃんと主治医も考えて
新薬についても調べて
くれてるんだ!と
少し安心しました。
ところが、この英文についての説明を
聞いているうちに、私達にとっては
それ程高い治療効果が得られない内容だという事、これを知ってか前回
主治医は手術に賛成してくれなかったのだろうと理解しました。
これには、勝手に期待していただけに
かなりショックを受けました。
そして、診察の終わり際に私は
「先生、肺の影の数は正しくは何個
あるのですか?」
と質問しました。
すると主治医の答えは、CTの画像を確認しながら
「1個、2個、3個、…ん~17個まで数えたけど多過ぎて後は数えてない」
私は思わず心の中で
マジか~‼少なく見積もっても20前後
はあるのだろう!
それが多発転移という事か…。
とんでもない数だ
それが確かなら、手術を選択しない
理解もわからないでもないと
思ってしまいました。
それでも、少しの期待を持って
がんセンターに向かいました。