毎年これくらいの時季に、
ぶらっと夕方散歩に出かけると、
”ねぇ もしかなうなら どんな願いをひとつ選ぶと思う?
ずっと思いめぐらしていたら 足下までもう夜が来ていた”
と、この曲を口ずさんでしまいます。
日本 1 - 1 ウズベキスタン
さて、この試合、僕の期待通りに長谷部選手をトップ下に起用しました。
ありがとうーーザック。
が、しかし勝ちきる事が出来ませんでした。
このゲーム総括するにはちょっと難しく、
試合後の選手のコメントを元に、
何度となく録画を見直したりしていたので、
記事をアップするのが遅くなりました。
あちらこちらで、阿部選手や長谷部選手が悪いだとか、機能しなかったとか、
書かれていますが、録画を見直せば、見直すほど、そうは思えないのです。
まず、試合開始時のシステムは
李
香川 長谷部 岡崎
遠藤 阿部
駒野 今野 吉田 内田
で、始まりました。
これ、攻撃面では結構機能してたんです。
何度となく得点チャンスを作り出す事が出来ていました。
長谷部選手は試合後に
「自分の位置が高すぎた」とコメントしてますが、
決してそんな事はなかったです。
北朝鮮戦の柏木選手のように上がり過ぎていませんでしたし、
両サイドハーフとのポジショニングも悪くはありませんでした。
前半6分には絶妙な位置からミドルシュートを枠内に打ち込んでいますし。
10分にも李選手に対してワンタッチパスでチャンスを演出していますし、
その後も何度となく決定的なシーンがありました。
多分、ハーフタイム中にザックから指摘されてそういうコメントを出したのだと思います。
VTRなどを観てみれば、それほど高い位置に上がっていなかった事がわかると思います。
では何故、高すぎたと観られたかと言うと、
阿部選手はザックから「試合中はあがれと言われていた」とコメントしてます。
実際に前半2分に攻め上がる場面がありました。
こうした事やザックの試合後のコメントからすると、
長谷部選手に求めていたのは本来のトップ下の仕事ではなく、
それよりもセントラル・ミッドフィルダー的な要素だった様に思えます。
阿部に対してもそれに近い物だったと思います。
長谷部選手にはトップ下よりのCM、阿部選手にはボランチよりのCM。
遠藤選手にはボランチ。ザックの望んだ形はこんな感じだったのでしょう。
李
香川 岡崎
長谷部
阿部
遠藤
駒野 今野 吉田 内田
なので、長谷部選手には李選手よりも遠藤選手とや阿部選手との距離感を求めていたし、
阿部選手には長谷部選手を追い越したり、入れ替わるプレーを求めていたのだと思います。
ただ、長谷部選手のトップ下としての意識が強く、得点に絡むラストパスや、
ミドルシュート、ゴール前での絡みなどを考えていたと思うし、
僕自身も長谷部選手にはそう言った動きを望んでいました。
ただ、キープに関しては、ウズベキスタンのマークが厳しい事もあり、
上手くは行かない場面も観られましたが、それ以外は悪くなかったと思います。
この辺りはザックは明確に自分の意図を伝えるべきだったんじゃないでしょうか。
阿部選手もウズベキスタンのゲインリフの動きを防ぐ為に、
マークに付き、それと同時にハイダロフとアフメドフが
ドリブルで仕掛けてきていたので、
その対応に振り回されることとなり、
ほとんど上がるようなプレーは出来なくなってしまい、
当初、ザックが考えていた様には動けなくなってしまいました。
その為か、前半27分頃にフォーメーションを変更しました。
ザック的には
李
香川 岡崎
遠藤 長谷部
阿部
駒野 今野 吉田 内田
ただし、長谷部選手がトップ下としての意識があるので、
実質こんな感じでしょうか。これもありザックは長谷部選手が高いとも
感じたのでしょう。
李
香川 長谷部 岡崎
遠藤
阿部
駒野 今野 吉田 内田
ただ、いくら中盤をうごかしても連動性と言う意味では
あまり意味を見いだせませんでした。
最終ラインの押し上げも弱く、間延びしてしまい、
コンパクトなサッカーが出来なくなっていました。
試合当日のミーティンで初めてスタメンを言い渡された阿部選手は、
出来るだけの事はしていたと思います。
あまりに準備期間がなさすぎで、それは長谷部選手のトップ下も同じです。
「(練習では)やっていません。昨日軽く言われただけですね。」
せめて前日練習で確認作業はするべきだったのではないでしょうか。
おのおの経験があるのだから、やってくれるだろう。機能してくれるだろう。という
ザックの考えだったと思います。
まぁ、機能しなければ変えればいいと言う考えだったのかもしれませんが。。。
これでは、誰が入っても機能しないと思います。
むしろ、そんな状況下で踏ん張れていたのがビックりです。
後半からは阿部選手が退き、清武選手を投入しました。
李
岡崎 香川 清武
遠藤 長谷部
駒野 今野 吉田 内田
TV中継や、報道等では清武導入しての後半の方がよくなったと報じていますが、
実はそんなにではないんです。
確かに、清武選手投入により香川選手との元セレッソコンビにより、
スピード感も出て、長谷部選手が定位置に戻った事で、
中盤の連動性とサイドへのボールの出し入れも良くなったとは思います。
ただ、決定的なシーンを作れたかと言うと、ゴール近くまでは行っても、
枠内へのシュートは前半と同等程度、
本当に決定的と言えるシーンは前半の方が多い位でした。
岡崎選手による得点が生まれたので後半の方が良かったように感じているだけだと思います。
その勢いも結局は後半開始から20分程度までで、
結局は後半も30分以降は殆ど相手に主導権を握られてました。
ロスタイムに相手ゴール前に攻め込めても最終的にシュートすら出来ませんでしたから。
守備に関しても、先にも述べたように、失点こそされなかったですが、
前半よりも決定的な場面が多かったです。
後半15分と21分はマジやばかったです。
結果的に川島選手に救われて事なきを得ましたが、完璧に崩されました。
これに比べると前半の失点の方が混戦の中の事故的な失点だっと思います。
確かにリスクを冒して攻め上がっているので、仕方ないのかもしれませんが、
その割には日本側は決定的な場面を作れていません。
失点せずに良かったと言うのが正直なとこです。
諄いようですが、僕はこの試合のスターティングメンバーは悪くなかったと思います。
ただ準備期間がなく、インスタント的な状態だったのが残念です。
長谷部、阿部、両選手にもっと明確に指示や、練習でポジショニング確認をしていれば、
もっと良い結果を残せたと思います。
直前での本田選手、憲剛選手の離脱と言う緊急事態の中では
仕方のなかった部分も多々あると思います。
その中で最善の策をザックもとったであろうし、
控え選手達も混乱の中で頑張ったと思います。
そんな中でのアウェイでの勝ち点1は、貴重だと思います。
この試合、悪い部分も浮き彫りとなったので、
来月からの3次予選に良い課題が出来たと思いますので、
良い準備をして備えて欲しいと思います。
さて、女子サッカーがロンドン五輪への切符を手にしました。
おめでとう!! 苦しい日程をよくしのぎました。素晴らしいです。
実はまだ、今日の北朝鮮戦は観ていないので、これから楽な気分で観たいと思います。
まだ、一試合残しているので、中国戦にも勝って、無敗で終わらせて欲しいです。

