今回は、Keith Jarrett と言えばこのアルバムと言うくらいの

代表作「The Köln Concert」からアルバム1曲目の「Part I」です。



この曲はあまりジャズに詳しくない方でも耳にした事があるのではないでしょうか。

特に台風シーズンに。 そうNHKの深夜の台風情報の際にバックに流れてる曲です。



このアルバムは1975年、ケルンでのライブ演奏なのですが、

この時のキースは、背中の痛みや睡眠不足で体調が悪く、

コンサートのキャンセルを考えていたのですが、

すでにチケットは完売されており、痛みを押しての演奏となりました。


またこの日に用意されたピアノの高音域の音が悪く、

出来るだけ中音域を使っての演奏となりました。

キース自身もこの日の演奏に関しては、

「豊かな着想に満ちていると思うが、実際にぼくが表現したいと思うほど、

プロセスを表現はしていない」

と、語っています。

が、そんな条件下の中でもこれだけの演奏を残したキースは凄いと思います。

むしろそんな条件下だからこそこの演奏は生まれたのかも知れません。



The Köln Concert ~ Part I ~


今日、NHK-BSで今年9月に行われた東京Jazzが放送されていました。

実は以前に上原ひろみ x 熊谷和徳について記事を書いたのですが、

それ以外の出演者についても記事を書いていたのですが、

完璧に忘れていて下書きのまま放置状態でした (;^_^A

なので、今更ですが 上原ひろみ x 熊谷和徳 以外の2組について

記事をアップします。


まずは、この日トップのケニー・バロン・トリオ ですが、

トリオ演奏としては個人的にはそれほど面白くなかったです。

ケニー・バロン、北川潔、ジョナサン・ブレイク

と、おのおのテクニックもあり、選曲も悪くなかったのですが、

なんて言うか、トリオとしては刺激に乏しい演奏でした。

80点主義的な演奏と言いますか。。

互いに刺激し合って、2倍にも3倍にも膨らませるような演奏ではなかったです。

決められたパートと小節を安定したテクニックで聴かせる。みたいな。


Set List

1. I Hear A Rhapsody
2. Fragile
3. And Then Again
4. My Funny Valentine
5. Untitled




セルジオ・メンデスですが。。

まあブラジル音楽なので、細かい事よりは、楽しく聴けるかって事で。

良かったです。ただ、上原ひろみ x 熊谷和徳 の後だったので、

客席はその余韻に包まれていた感があったので、

オープニングからブラジル音楽にノリ切る事が出来ずに、

なんとなくセルジオ・メンデス側も微妙なノリのステージとなっていた様に感じました。

ただ、アンコール近くになったら、客席も総立ちになり、楽しくノリノリとなってました。

演奏には関係ないのですが、セルジオ・メンデスの顔が、

笑福亭松之助師匠(明石家さんまの師匠)の顔に見えてしまい、

そっちの方に気を取られてました ( ̄Д ̄


Set List

1. Pais Tropical
2. Pretty World
3. Chove Chuva
4. Ela E Carioca
5. Waters Of March
6. Agua de Beber
7. Like A Lover
8. Berimbau
9. Surfboard
10. Fool On The Hill
11. The Look Of Love
12. Magalenha
13. Mas Que Nada
14. Tristeza






ちなみに、この日はNHK・FMの中継ブースがロビーに設置されており、

Jazz評論家の児山紀芳さんと

住吉美紀アナが居ました。お綺麗でした。

$micawberのブログ


写真は住吉アナと浜中アナ




秋の夜長のKeith Jarrett特集をちょっとやろうかなと思います。

彼のピアノ・ソロはこれから冬にかけて嵌ると思うので、

数曲ピックアップしてみたいと思います。

ジャズ好きの人もそうじゃない人もどうぞ聴いてみてください。

まずは、2002年の東京公演から。

Danny Boy