日本 8-0 タジキスタン


圧勝でしたね。

シリアの不正によりW杯出場資格剥奪で繰り上がったタジキスタンにしてみると

辛い試合となってしまいましたね。

でも、最後まで試合を投げずにフェアに試合をしていたタジキスタンには、

敬意を表したいと思いますし、こう言った姿勢を保っていければ、

タジキスタンのサッカーにプラスになって行く事と思います。



さて試合ですが、こう言った試合は総評するのは結構難しいんですよね。

出来、不出来のラインがもうけ難くて。。



この試合は4-2-3-1で挑みましたね。

      ハーフナー

   香川  中村  岡崎

    遠藤  長谷部

長友  今野  吉田  駒野


FWは李ではなくハーフナー選手の代表初先発できました。

トップ下は、やはり中村憲剛選手でしたね。

ハーフナー選手の起用は、タジキスタンを分析しての起用なのかはわかりませんが、

ピタリと当りましたね。

タジキスタンは戦前の予想通り、ガチガチ引いて守備的にきました。

最終ラインは人数こそ5~7人と数こそ揃えてきましたが、

その殆どは中央に絞っていて強いプレスもなく、サイドのケアもルーズな感じでしたので、

サイドを起点に中央にボールを送り込むのは難しくなかったですね。

頭一つ抜けているハーフナー選手ですので速いボールも必要なかったですから。

最初のハーフナー選手の1点目でこの試合の流れは日本の物になりました。


その後も日本の怒濤の攻撃となりました。

その中心はやはりトップ下の中村憲剛選手でした。

その中でも岡崎選手との呼吸は良かったですね。

前代表の時も絡んでいたので当然と言えば当然ですが、

本田選手が抜けてからは、岡崎選手の裏を狙うプレーを活かすパスを出せる選手が居なかったので、

これはやはり大きいと思います。

岡崎選手もドイツでプレーする様になってから、

以前に比べて3歩、4歩後ろからでもゴールを狙える選手になっていますね。


また、憲剛選手は香川選手とのポジションチェンジのタイミングなども良かったです。

この辺りの上手さは流石だと思いました。

香川選手は先日のベトナム戦の3-4-3の時とは違い、

サイドから中へ、中からサイドへと長友、憲剛の両選手と

上手く絡みながらのプレーが出来ていたと思います。

今後、激しいプレスの相手に対して、この試合と同じ様なプレーが出来れば、

香川選手も復調と言えるのでしょうが、この試合だけではまだまだかなとは思います。




後半途中から選手交代があり、


     李

 香川  中村  藤本


   遠藤  細貝

長友 今野 吉田 駒野


となりました。

この試合で気になった点は途中交代で入ってきた、藤本選手の動きの悪さでした。

ベトナム戦では3-4-3であったり、控え組での4-2-3-1だったので、

気になった点はあったのですが、敢えてあげなかったのですが、

今回はレギュラー組に混ざっての4-3-2-1でしたので、

少し厳しい評価となります。

自分がそこのポジションで何をするべきなのか、

周りの選手も藤本選手をどう活かしていいかわからないと言った感じでした。

岡崎選手は本来ポイントゲッターであるし、藤本選手はパサーなので、

当然ポジション取りやプレースタイルは違うのですが、

その辺りを周りも自分自身も上手くシンクロさせる事が出来なかったように思います。

本来はOHと言うタイプではないのでしょうが、

現状では正直言ってファーストチョイスは岡崎選手、セカンドチョイスは清武選手、

この二人が怪我でもしないかぎり、今の状態では藤本選手は厳しいですね。

ベトナム戦の時も思ったのですが、この二人に比べて藤本選手が圧倒的に劣るのは、

運動量だと思います。ここをまずクリアしないと代表では厳しくなってくると思います。

無駄だと思って走りましょう。あっちにも、こっちにも顔だしましょう。

それと状況判断のスピード、プレーのスピードをもう少し上げて行かないと厳しいですね。


最後にですが、ハーフナー選手の高さは武器なのですが、

そこばかり狙うようなプレーに偏らない事が大事だと思います。

足元を使ったパスサッカー、繋ぐプレーからの得点が大事だと思います。

足元があるから、高さが活きるし、高さがあるから足元が活きるのですから。

アジアの中ではハーフナー選手の高さは活きますが、

ワールドクラスになるとそうは簡単には行かないでしょう。

日本の武器は足元になりますから、常に足元のプレーの質の高さを追い求めて欲しいと思います。

まだまだ戦いは続くのですから、この試合はこの試合として終わった事なので、

新たな気持ちで更に上を目指して欲しいです。