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☆えすぎ・あみ~ごのつづりもの☆

歴史小説や現代ミステリー小説を主に綴っています☆
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HANDMADEやCOOKING /
保護猫ちゃんや地域猫ちゃんとの暮らし/
などなど。

Part14

 

第1章 第拾壱帖

 「花散里」(はなちるさと)後編

 

【あらすじ】

梅雨の晴間の頃、政治的危機に立たされる中、光源氏は昔なじみの麗景殿女御とその妹・花散里を密かに訪れ、昔をしのびます。花散里は、源氏がほんの時折通う愛人なのでした。

 

 

【原文抜粋 後半】

11.3 姉麗景殿女御と昔を語る 後半

橘の香をなつかしみほととぎす
花散る里をたづねてぞとふ

いにしへの忘れがたき慰めには、なほ参りはべりぬべかりけり。こよなうこそ、紛るることも、数添ふこともはべりけれおほかたの世に従ふものなれば昔語むかしかたりかきくづすべき人少なうなりゆくを、まして、つれづれも紛れなく思さるらむ」
と聞こえたまふに、いとさらなる世なれど、ものをいとあはれに思し続けたる御けしきの浅からぬも、人の御さまからにや、多くあはれぞ添ひにける。
人目なく荒れたる宿は橘の
花こそ軒のつまとなりけれ

とばかりのたまへる、「さはいへど、人にはいとことなりけり」と、思し比べらる。

 

 

 

 

【抜粋部分 現代語意訳 後半】

 

 

(源氏) 「橘の香りを懐かしんでほととぎすが
橘の花の散る里を訪ねて来ました」

「昔の忘れがたいことを慰めるには、こうして来てお会いすべきでした。

 大いに気持ちがまぎれることも、さらに増すこともあります。人は時勢に従うものですから、昔をぼつぼつ語る人も少なくなりましたのに、まぎれることなくお思いでしょう」
と仰せになるに、こんな世の中になったが、物事をあわれに思い続ける気色の浅からぬお方なので、お人柄でしょう、ひとしおあわれを感じた。
(麗景殿)「人目もなく荒れたこの宿に咲く軒端の橘
その花があなたをお誘いしたのですね」

と言うばかりだったが、「しかし、この方は人とは全く違う」と内心思い比べていた。

 

 

      宇宙人しっぽ宇宙人からだ宇宙人あたま魚しっぽ魚の骨魚あたま猫しっぽ猫からだ猫あたま

 

 

こんばんは音符

 

第十一帖「花散里」の第3段落の後編を

お届けいたします。

 

先日、父上の病気の経過をブログ上でもご報告してたら、

たくさんの励まし読者にご訪問いただきまして、

気を取り直して、書き綴り続けております。

その節は、ありがとうございました。

父上(93歳)は、もう良くはなりませんが、

悪化を遅らせるように、

看護師様や主治医様もビックリの生命力で、

ちょっと元気になると、我がまま言ったり、

自分でトイレに行こうとしたり、

FRUITS JELLY じゃなくってお粥を食べたいとごねたり、、、

 

けど昨日、再度入院して初めて

『TVのまひろちゃんを観たいびっくりマーク

と言い出して、大河ドラマを観てました。

補聴器も取り付けて。

担当医師の中に教え子さんがいらして、

You’re a nice guy流れ星

とおっしゃったら、("゚д゚)ウムと頷いてニッコリOK

「Sure. I see.」

と答えておりました。

専門は化学ですが、そん時は英語担当やったそうです。

 

   

 

「京都市内に戻りたい」

というのが、生き抜くPOWERに成っているようです。

大学生の頃、植物園の辺りでブイブイ云わせてるバスケMANやった、とか、、、あせる

父上のご友人も、このブログ観て下さってるので、UPしときます。

 

 

この章に登場する麗景殿の女御「花散里」の姉だと、

前回お話しました。

 

光源氏の父、桐壺帝の寵愛を受けた一人。で、弘徽殿に移るほど優先順位は高くはない女御ですが、

やっぱり逝去される前に、最後を見届けたらしき女性です。

当時は60歳まで生きても長生きなので、

たぶん、こんな感じで病床で語らっていられたのでしょう。

 

妹の「花散る里」も、よく似た品の良さで、都会的な美女ばかりの女御たちの中では、容姿は劣っていても情緒が安定していて、おっとりした和服の縫製や監修の得意な女性。癒し系。

 

なので、二条殿でも引っ越した先の六条殿でも、

四季にたとえた「夏の殿」の部屋住みで、

光源氏の唯一の正妻の実子「夕霧」を傍で育てるヒトです。

 

のちのち、「夕顔」の残した一人娘「玉鬘」(たまかずら)

源氏が養女にすると、これまた養母として育て、巣立たせます。

「玉鬘」頭の中将(後の中納言、左大臣)が夕顔に不義理で産ませた娘です。

あまりにも美しく成長した稀な美女ですが、

誰からのアプローチにも一切靡かず、とんでもハプニングガーン

で、武骨な髭黒の中将の妻となります。

 

何を言いたいか、というと

引く手あまたで、雅なイケメン全部断って、

ガチンコするラガーマンのようにガッチリで

髭ボーボーのおっさんを選ぶ。

そして居心地よい安心感の幸せ漂わせる

唯一といっても過言でないご多幸な姫。

それは、謙虚で穏やかな癒し系養母の

育て方のおかげなのでは。。。!?

 

と、私は感じたわけです。

高校生の時に。図書室で。原文あさりで。

 

美人さんは、恋愛のきっかけも多いけど、

トラブルも増えて波瀾万丈に成り易いですが、

わりとスムーズに幸せ掴んだ、稀な美女。

 

現代でいうと、短大を出てアルバイトもせずに

花嫁修業をしてて、お見合い話は片っ端からおぼっちゃまを

遠慮してたら、いきなり思いも寄らないうんと年上の

おじさまに強引に迫られて、意外と

幸せに暮らしました、とさ。。。みたいな愛飛び出すハート

 

 

 

   

 

 

んで。やっと考察しました。

大河ドラマ「光る君へ」の藤原宣孝との、結婚。

あれ、これでしょ。

今でしょびっくりマークってプロポーズやっちゃったんだぁ。。。

ってやつ。

 

なんぼ好きでも、妻にも妾にもなれなかった、まひろ。

仕事に生きたいがために、橘さんと離婚しちゃった、ききょう。

 

全然、それぞれ違う生き方してますが、

それぞれが素直に幸せと感じた生き方を選んでます。

他人がなんと感じようと、本人は幸せそう。。。

なドラマですねあしあと

脚本家さんが女性っていうのは、

こういう楽しみがありますね(^_-)-☆

 

 

   

   

 

 

↑↑↑こんな風に葛藤していた頃、

まひろちゃんは、何を自分の中に見出したのか、

なんであれ、「越前国守の娘」編からのまひろちゃんが、

大好きです。

内気で堅気な風に見えてたけども、ホントは

好奇心のままに、積極的に宋人とも関わる人。

18歳で実家を出てからの自分と、父上との関わり方が、

時の流れと状況変化に乗って、重なって映ります。

 

実際、父上はききょうちゃんの方が好みだそうです。

でも、自分の娘をまひろちゃんに重ねて

あの「光る君へ」を観て来たのかもしれません。

 

あ、だけどね。

高校生の私は源氏物語を図書室で読んで、

「玉鬘」に惹かれたかもしれないけど、

今の私は、「朧月夜」に共感したり、

まひろちゃんとききょうちゃんの

現代に通じるキャラクターの方が、

親しみ易い、デス。

 

ちなみに、「玉鬘」は「竹取物語」のかぐや姫

原型かもしれないです。

 

思春期の頃の私

「バスケのスタメン、みんなイケメン。

だけど誰かを選べない。

まだ出会えぬあこがれ、最後の1ピース。」

 

その後の私

「あこがれは、やめましょう。

ファン心理は男心を傷つけます。

すでにSIMPLE LIFE とは行かない所へ

来ています。

てんと腰を据えて、おだやかに受け止めよう。。。」

 

 

、、、ってか、

肝心の「花散里」の解説そっちのけで、

たいして引っ掛かりのない、この拾壱帖。

よくぞ前半後半に分けて、

しゃべったもんや。。。グラサンハート煽り

 

しっかり登場した時にまた、

「花散る里」は語ることにします。

まだまだ、出てきます( *´艸`)

 

私的に今週の「光る君へ」でウケたのは、

道長の恋バナに、乙女チックモード全開ビックリマーク

に入っちゃった、女院の詮子。

 

道長殿、姉さまは口が軽いから、

カンの良い正妻倫子や、嫉妬深い明子には、

もうばれてます、今頃。

 

 

というわけで。

次回はそろそろ、「明石の上」の登場かしら?

 

 
 

 

 

ーーー to be continued.

 

 

 

 

 

 
 

 

~「源氏物語」登場人物名を盛り込んだ、五・七・五・七・七 ~
                              By えすぎ・あみ~ご♬

 

『玉鬘』

〈TAMAKAZURA〉≒ The plant has long chained green vines.

 

玉かづら 絶へず誇るる 華の糧
     相折り合ひの 見眼に勝るる

 

 

〈TAMAKAZURA〉had has a lovely winding life.
She didn't like any actions of affairs.
But she wished to wait for the best partner.
Who can always do something emotional communication?
The lookism isn't enough for her mind.

 

 

 

 

 

 

 

 

『薫』『匂宮』

〈KAORU〉= The natural beauty with native aroma
〈NIOUNOMIYA〉=The artificial guy with MUSK

 

夢枕 持てる薫の 一途さよ
   四季を数へて また顕るる

 

浮き波間 匂宮さへ たじろぐは
     造りごと無き 思慕の吐露来し

 

 

On a lonely night, 
Again and again, a fact or a trance has arrived by my sight,
Despite the long distance, 
It's like some season after the last fade-out.

 

 

On the days between a distance they didn't request,
A "CARIOCA" also had bad communication that wasn't wanted to be sent.
The artificial guy is confused about the pure flame.
The true guy was calling for her with the true love she kept.

 

 

 

画像
 

 

 

 

 

 

ーーー to be continued.

 

 

 

 

 

 


 

Part13

 

久しぶりに、綴ります。

たくさんの読者のアクセス、ありがとうございます。

つらい事続く中、ほっとした途端に、マジ泣きしてました。

 

父がこの夏越えられるか、、、って膀胱がんの悪化で、

ちょっと、執筆モードになかなか入れなくって。

 

93歳なので、充分大往生になってしまうわけですが、、、

何分、妹や母と実家で折り合い悪くって

分かってくれる父が、病院のベッドの上。

痛みを麻薬で和らげるだけの、治療とも言えない状況。

 

これでもメンタルやられ易いタイプなんで、

京都市内にもなかなか戻れない(住処として)まま、

毎日、父の寝顔以外は、心が休まらない。。。

 

これからの事、いつってのを決められた今日、

やっと今月中に、戻ろうか、、、って

決めたとたんに、やっと

ちょっと、おしゃべり解説の続きでも書こう(^^♪

って、思えました。

 

まあ、これを乗り越えたら、きっと

反動のように良い事あるビックリマークと信じて

大事な人の声聞いて、綴り続けます。

 

前置きが長くなってごめんね流れ星

 

 

あ、でもこの「花散る里」の帖って、

ほんっと短くって、大した引っ掛かりもなく

サラッと流せる章で、好かったです<(_ _)>

 

順を追って「おしゃべり解説」で

タイムリーに「光る君へ」のドラマ進行と

絡めた新解釈を、短い章なのに前編・後編に分けて

お送りします( *´艸`)

 

 

 

 

まひろちゃんみたいに

私にもこんな爺ちゃんの恩師がいました。

父が生み出し、先生が芽を育てた

物書きの卵は、

ペンネームに旧姓を残します。

 

 

 

 

 

 

 

第1章 第拾壱帖

 「花散里」(はなちるさと)

 

【あらすじ】

梅雨の晴間の頃、政治的危機に立たされる中、光源氏は昔なじみの麗景殿女御とその妹・花散里を密かに訪れ、昔をしのびます。花散里は、源氏がほんの時折通う愛人なのでした。

 

 

 

 

【原文抜粋】

   
11.3 姉麗景殿女御と昔を語る  
 かの本意の所は、思しやりつるもしるく、人目なく、静かにておはするありさまを見たまふも、いとあはれなり。
 まづ、女御の御方にて、昔の御物語など聞こえたまふに、夜更けにけり。
 二十日の月さし出づるほどに、いとど木高き蔭ども木暗く見えわたりて、近き橘の薫りなつかしく匂ひて、女御の御けはひ、ねびにたれど、あくまで用意あり、あてにらうたげなり

「すぐれてはなやかなる御おぼえこそなかりしかど、むつましうなつかしき方には思したりしものを」
など、思ひ出できこえたまふにつけても、昔のことかきつらね思されて、うち泣きたまふ。

 ほととぎす、ありつる垣根のにや、同じ声にうち鳴く。「慕ひ来にけるよ」と、思さるるほども、艶なりかし。
「いかに知りてか」など、忍びやかにうち誦んじたまふ。
 


       黒猫しっぽ黒猫からだ黒猫あたま熊しっぽ熊からだ熊あたま猫しっぽ猫からだ猫あたま



  



「花散里」を3次元ビジュアルにすると、↑↑↑

こんな感じでしょうかね。。。はてなマーク

 

これは京人形フィギュアですけど、

大和和紀さんのコミック「あさきゆめみし」でも

こんな風に ふっくらした決して美人さんとは言えない

〈癒し系キャラ〉でしたけれども。。。

 

 

あ、でもでも。

サラッと登場して、何気に二条殿に部屋もらって、

んで、一粒種の異母息子「夕霧」

育て上げる重要人物です。

 

 

「源氏物語」の中では珍しく、色恋シーンが出て来ない。

でも、いつのまにか面倒見てもらってる、女の一人。

 

 夕霧は、正妻「葵の上」の実子。

「六条の御息所」の生霊に出産と同時に

呪い殺された正妻の代わりに、幼い「夕霧」を

そばに居て育てるのが、「花散里」

けど、桐壺帝の東宮皇子で後の冷泉帝

「藤壺女御」が母だけど、

ホントは光源氏の実子で、実兄なのです。

 

わかりにくい相関関係なんで、

源氏&紫の上の男女関係以外の縁は黒太字かっこ無し

しておきます流れ星

ちなみに。

あの赤鼻「末摘花」姫も、二条殿に引き取ってます。

源氏みたいにあっちにもこっちにも

中途半端に構うだけの追っかけアフェアする人好かんハッ

 

好かんが、他と違うとこは、最後の最後はみーんな

自邸の二条殿に引き取る甲斐性を見せるとこ。

この時代は〈通い婚〉がフツウ。

嫁んちのお金の量&家柄がモノ云うびっくりマーク

武家社会に移って行く平安後期には、

だんだんと、男性の自宅に嫁さんが住む形に

成って行くんですけど、

ここらへん、史実の藤原道長に近いビックリマーク



       

      



【抜粋部分の現代語意訳】
 気晴らしのお目当ての所は、思ったとおり人気がなく、静かなたたずまいで、たいそうあわれだった。

 まず麗景殿の女御の処で、昔話などを語り合ったが、夜が更けてしまった。
 二十日の月が出るころになって、小高い樹木がほの暗く見えて、軒端の橘の香りも昔なつかしく、女御の気配は、年はとっているが心づかいが行き届き、気品があった。
「格別なご寵愛こそなかったが、気がおけずなつかしいお方とおぼされていたのだが」
など、思い出をお話しするにつけて、昔のことが次々と思い出されて、泣いてしまった。
 ほととぎすが、あの垣根(軒端の橘)の鳥だろうか、同じ声で鳴いている。

「慕って来たのか」と思うのも、はなやかな感じがした。

「いかに知りてか」の歌をひそかに誦した。



      猫しっぽ猫からだ猫あたま魚しっぽ魚からだ魚あたま熊しっぽ熊からだ熊あたま

 





    



んで。

麗景殿の女御(れいけいでんのにょうご)というのは、

桐壺帝(光源氏の父)の女官で、いっとき寵愛を受け、

御子を産んだから〈麗景殿〉という別棟部屋を

もらってました。

ちなみに、一番寵愛されてる女御妾妻が

中央の〈弘徽殿〉に入室します。

 

それで、気晴らしのご訪問の相手になってもらった、

麗景殿の女御とは、品がありながら気の置けない

茶飲み話ができるわけで、、、

つまり、知人だけど男女の関係にはならへんビックリマーク

 

んで、大事なことは、その女御のが、

軒端の橘(たちばな)が散る里の「花散里」

 

「軒端の荻」って女性が登場済ですけど、

「空蝉」の代わりに夜這いされた大柄女性です。

だいたい住んでる場所を呼び名にするので、

住処の軒のはしに荻が植えてあるから。

 

花たちばなは、金木犀と同じくらい、

かすかなかぐわしい香りを、たくさん散り際に

残していく樹木です。

 

だれや!?

TOILLETの芳香剤かって、今言ったの!?

 

ハイハイ、軒端にはカワヤが御座いますね。。。滝汗

 

 

昔々、『トイレのマーク』なんて俗語で言われた

イケメンがいましたが、、、ちゃうねんあせるあせる

 

そっちの仲よりも、ただただ息抜きに癒されに

茶飲み話に通って行く、場所の『メンタル癒され系』やし。

 

 

あ、NHKの「光る君へ」での登場人物でいうと、

まひろちゃんのPAPAの為時さんちの

あの「イトさん」みたいな仲ですかねぇ愛

 

ちゃんとね、あの紫式部の弟の藤原惟規を

自分の子じゃないのに育ててるしィ。。。飛び出すハート

 

、、、ってか、イトさんって実在した侍女?

 

 

まだ「藤原道綱の母」は男&女の匂いが

しますからね、、、はてなマーク

 

 

ちなみに。巷では

「紫式部の実の娘の実の父は、藤原道長で、

隠ぺいするために、宣孝と偽装結婚した」

なんて、発言が少したくさん炎上してますが、、、汗うさぎ

 

 

「道長が父親説」を最初に公に唱えたのは、

小説家さんの三田誠広氏です。

 

詳細は、著書を読んでください。

三田氏は、歴史学というより、

小説家としての見地からの考察。

 

大河ドラマ「光る君へ」の流れも、

なんだかまひろちゃんに大人の色香を感じ始めた宣孝

結局「またできちゃった二人」の子供ごと

面倒見てもらう形に成って行きそうな、、、伏線足

 

実際、たった1年で越前から戻って来てすぐ、

琵琶湖付近の石山寺で、道長と紫式部が

逢瀬をしていた、という日記や記録があります。

その後、急いで宣孝と結婚してます。

 

これは、男性の考え方でみると、

道長は身分が低い宣孝に押し付けときながら

自分はそこへ忍んで通って来る、という判断ですねはてなマーク

 

物書きの卵でも、女性の見地は違ってくるんです。

 

それ、やっぱり宣孝の子供だと思う。

 

現代でも妊娠がきっかけで

急いで結婚したけど、DNA鑑定しなくっちゃ

ホントにオレの子かはてなマーク

みたいのありますけど、

 

まず、紫式部は聡明です。

男女の仲が睦まじい夫婦ほど、

妊娠はなかなかしにくいという統計。

意外にも、大失恋のあとすぐ結婚すると、すぐに

ポコポコあせる女の子ばかり産まれてるデータあり。

 

ちがうステージへ生まれ変わったように駆け上りたいまひろ。

ドラマの彼女も、妻でも妾の立場でもなく、

志がしっかりとある彼女は、

格段に身分が違う道長の実子は望まないと思う。

 

むしろ、子孫を残すための結婚をしたのでははてなマーク

愛の契り、というよりは、、、言葉が古いけどあせる

家族計画。

産ませてくれれば、それで好しビックリマーク

 

たぶん学者家系の血を

パリピ系で融合させる方が、

清濁併せ呑む政(まつりごと)家系よりも

幸せな子孫繁栄に成るはずグラサン

 

そう考えた末の結婚かと。

 

ちなみに、学者研究者と指導者伝導師は

まったくベクトルがちがいます。

逆方向です。メインは、

探求はINPUT、伝導表現はOUTPUTです。


つまり、物書きさんって

きっとINPUTとOUTPUTがほぼほぼない交ぜ

 

 

あとね、

この辺から「クロ道長」に変わって行くのか。。。手裏剣手裏剣

という考察もありますが、、、

 

私はTOPに君臨する人物は

クロでもシロでもないって思う。

いえ、清濁併せ呑むけど、

どっちにも傾き過ぎない、

ちょい悪でプチお人好しでいるヒト。

 

好い人過ぎると、

タガが外れた時、切れ方が怖いガーン

 

メンタル強めでいるには、

どっちにも傾かず、

どっちにもチョロ振りするのが、

一番、慕われ動かし易いのでははてなマーク

 

グラサングラサングラサン音符

 

 

ーーーってか

「花散る里」ってタイトルなのに、

本人登場はなく、

でもチョコチョコ会話や回想に

出て来るだけです。

 

これからチョコチョコ出て来る「花散里」姫

 

お楽しみに、茶飲み話で音符ルンルン