☆えすぎ・あみ~ごのつづりもの☆

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歴史小説「Two of Us」第4章も、

そろそろ、終盤の佳境です。

 

まだ、「天草四郎の一揆」が残っています。

細川忠興(三斎宗立)と、ガラシャ珠子(秀林院玉子大姉)の

生涯を、どうしても伝えたかったのです。

 

戦国時代に産まれ育った女性の

生き方や価値観や恋愛観は、

ほとんど理解しにくいです。

 

平安時代も

今よりおおらかで。。。

 

けど、この明智玉として生まれ

細川ガラシャ珠子として生き抜いた女性だけは、

なぜだか、知らないのに分かる気がしました。

 

「西洋かぶれ」ではなく、

自分のアイデンティティーとして志し、

生き延びて、なおも戦闘を繰り返す人々に

訴え続けました。

 

私は「諏訪の御寮人」つまり武田勝頼を生み出した家系の

生き延びて繋いだ子孫ですが、

福知山盆地の「明智ヶ丘」で思春期を送っただけでなく、

ちょうど、400年後の1963年の

しだれ桜の季節に産まれたこと、

偶然ではなく、知ったことを伝えるのが

私のLIFE WORK だと勝手に思った

だけでもなさそうです。

 

 

まだ、第2章「明智珠子の御輿入れ」を

途中で残しています。

これを、最後に持って来たら

HAPPYENDというのはまちがいで、

「本能寺の変」までです。

 

第4章の「元和偃武」後のふたりと

照らし合わせて、その夫婦像を

お楽しみくださいませ<(_ _)>

 

では、抜粋でこちらにもUPしておきます('◇')ゞ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Part14

 

第1章 第拾壱帖

 「花散里」(はなちるさと)後編

 

【あらすじ】

梅雨の晴間の頃、政治的危機に立たされる中、光源氏は昔なじみの麗景殿女御とその妹・花散里を密かに訪れ、昔をしのびます。花散里は、源氏がほんの時折通う愛人なのでした。

 

 

【原文抜粋 後半】

11.3 姉麗景殿女御と昔を語る 後半

橘の香をなつかしみほととぎす
花散る里をたづねてぞとふ

いにしへの忘れがたき慰めには、なほ参りはべりぬべかりけり。こよなうこそ、紛るることも、数添ふこともはべりけれおほかたの世に従ふものなれば昔語むかしかたりかきくづすべき人少なうなりゆくを、まして、つれづれも紛れなく思さるらむ」
と聞こえたまふに、いとさらなる世なれど、ものをいとあはれに思し続けたる御けしきの浅からぬも、人の御さまからにや、多くあはれぞ添ひにける。
人目なく荒れたる宿は橘の
花こそ軒のつまとなりけれ

とばかりのたまへる、「さはいへど、人にはいとことなりけり」と、思し比べらる。

 

 

 

 

【抜粋部分 現代語意訳 後半】

 

 

(源氏) 「橘の香りを懐かしんでほととぎすが
橘の花の散る里を訪ねて来ました」

「昔の忘れがたいことを慰めるには、こうして来てお会いすべきでした。

 大いに気持ちがまぎれることも、さらに増すこともあります。人は時勢に従うものですから、昔をぼつぼつ語る人も少なくなりましたのに、まぎれることなくお思いでしょう」
と仰せになるに、こんな世の中になったが、物事をあわれに思い続ける気色の浅からぬお方なので、お人柄でしょう、ひとしおあわれを感じた。
(麗景殿)「人目もなく荒れたこの宿に咲く軒端の橘
その花があなたをお誘いしたのですね」

と言うばかりだったが、「しかし、この方は人とは全く違う」と内心思い比べていた。

 

 

      宇宙人しっぽ宇宙人からだ宇宙人あたま魚しっぽ魚の骨魚あたま猫しっぽ猫からだ猫あたま

 

 

こんばんは音符

 

第十一帖「花散里」の第3段落の後編を

お届けいたします。

 

先日、父上の病気の経過をブログ上でもご報告してたら、

たくさんの励まし読者にご訪問いただきまして、

気を取り直して、書き綴り続けております。

その節は、ありがとうございました。

父上(93歳)は、もう良くはなりませんが、

悪化を遅らせるように、

看護師様や主治医様もビックリの生命力で、

ちょっと元気になると、我がまま言ったり、

自分でトイレに行こうとしたり、

FRUITS JELLY じゃなくってお粥を食べたいとごねたり、、、

 

けど昨日、再度入院して初めて

『TVのまひろちゃんを観たいびっくりマーク

と言い出して、大河ドラマを観てました。

補聴器も取り付けて。

担当医師の中に教え子さんがいらして、

You’re a nice guy流れ星

とおっしゃったら、("゚д゚)ウムと頷いてニッコリOK

「Sure. I see.」

と答えておりました。

専門は化学ですが、そん時は英語担当やったそうです。

 

   

 

「京都市内に戻りたい」

というのが、生き抜くPOWERに成っているようです。

大学生の頃、植物園の辺りでブイブイ云わせてるバスケMANやった、とか、、、あせる

父上のご友人も、このブログ観て下さってるので、UPしときます。

 

 

この章に登場する麗景殿の女御「花散里」の姉だと、

前回お話しました。

 

光源氏の父、桐壺帝の寵愛を受けた一人。で、弘徽殿に移るほど優先順位は高くはない女御ですが、

やっぱり逝去される前に、最後を見届けたらしき女性です。

当時は60歳まで生きても長生きなので、

たぶん、こんな感じで病床で語らっていられたのでしょう。

 

妹の「花散る里」も、よく似た品の良さで、都会的な美女ばかりの女御たちの中では、容姿は劣っていても情緒が安定していて、おっとりした和服の縫製や監修の得意な女性。癒し系。

 

なので、二条殿でも引っ越した先の六条殿でも、

四季にたとえた「夏の殿」の部屋住みで、

光源氏の唯一の正妻の実子「夕霧」を傍で育てるヒトです。

 

のちのち、「夕顔」の残した一人娘「玉鬘」(たまかずら)

源氏が養女にすると、これまた養母として育て、巣立たせます。

「玉鬘」頭の中将(後の中納言、左大臣)が夕顔に不義理で産ませた娘です。

あまりにも美しく成長した稀な美女ですが、

誰からのアプローチにも一切靡かず、とんでもハプニングガーン

で、武骨な髭黒の中将の妻となります。

 

何を言いたいか、というと

引く手あまたで、雅なイケメン全部断って、

ガチンコするラガーマンのようにガッチリで

髭ボーボーのおっさんを選ぶ。

そして居心地よい安心感の幸せ漂わせる

唯一といっても過言でないご多幸な姫。

それは、謙虚で穏やかな癒し系養母の

育て方のおかげなのでは。。。!?

 

と、私は感じたわけです。

高校生の時に。図書室で。原文あさりで。

 

美人さんは、恋愛のきっかけも多いけど、

トラブルも増えて波瀾万丈に成り易いですが、

わりとスムーズに幸せ掴んだ、稀な美女。

 

現代でいうと、短大を出てアルバイトもせずに

花嫁修業をしてて、お見合い話は片っ端からおぼっちゃまを

遠慮してたら、いきなり思いも寄らないうんと年上の

おじさまに強引に迫られて、意外と

幸せに暮らしました、とさ。。。みたいな愛飛び出すハート

 

 

 

   

 

 

んで。やっと考察しました。

大河ドラマ「光る君へ」の藤原宣孝との、結婚。

あれ、これでしょ。

今でしょびっくりマークってプロポーズやっちゃったんだぁ。。。

ってやつ。

 

なんぼ好きでも、妻にも妾にもなれなかった、まひろ。

仕事に生きたいがために、橘さんと離婚しちゃった、ききょう。

 

全然、それぞれ違う生き方してますが、

それぞれが素直に幸せと感じた生き方を選んでます。

他人がなんと感じようと、本人は幸せそう。。。

なドラマですねあしあと

脚本家さんが女性っていうのは、

こういう楽しみがありますね(^_-)-☆

 

 

   

   

 

 

↑↑↑こんな風に葛藤していた頃、

まひろちゃんは、何を自分の中に見出したのか、

なんであれ、「越前国守の娘」編からのまひろちゃんが、

大好きです。

内気で堅気な風に見えてたけども、ホントは

好奇心のままに、積極的に宋人とも関わる人。

18歳で実家を出てからの自分と、父上との関わり方が、

時の流れと状況変化に乗って、重なって映ります。

 

実際、父上はききょうちゃんの方が好みだそうです。

でも、自分の娘をまひろちゃんに重ねて

あの「光る君へ」を観て来たのかもしれません。

 

あ、だけどね。

高校生の私は源氏物語を図書室で読んで、

「玉鬘」に惹かれたかもしれないけど、

今の私は、「朧月夜」に共感したり、

まひろちゃんとききょうちゃんの

現代に通じるキャラクターの方が、

親しみ易い、デス。

 

ちなみに、「玉鬘」は「竹取物語」のかぐや姫

原型かもしれないです。

 

思春期の頃の私

「バスケのスタメン、みんなイケメン。

だけど誰かを選べない。

まだ出会えぬあこがれ、最後の1ピース。」

 

その後の私

「あこがれは、やめましょう。

ファン心理は男心を傷つけます。

すでにSIMPLE LIFE とは行かない所へ

来ています。

てんと腰を据えて、おだやかに受け止めよう。。。」

 

 

、、、ってか、

肝心の「花散里」の解説そっちのけで、

たいして引っ掛かりのない、この拾壱帖。

よくぞ前半後半に分けて、

しゃべったもんや。。。グラサンハート煽り

 

しっかり登場した時にまた、

「花散る里」は語ることにします。

まだまだ、出てきます( *´艸`)

 

私的に今週の「光る君へ」でウケたのは、

道長の恋バナに、乙女チックモード全開ビックリマーク

に入っちゃった、女院の詮子。

 

道長殿、姉さまは口が軽いから、

カンの良い正妻倫子や、嫉妬深い明子には、

もうばれてます、今頃。

 

 

というわけで。

次回はそろそろ、「明石の上」の登場かしら?

 

 
 

 

 

ーーー to be continued.

 

 

 

 

 

 
 

 

~「源氏物語」登場人物名を盛り込んだ、五・七・五・七・七 ~
                              By えすぎ・あみ~ご♬

 

『玉鬘』

〈TAMAKAZURA〉≒ The plant has long chained green vines.

 

玉かづら 絶へず誇るる 華の糧
     相折り合ひの 見眼に勝るる

 

 

〈TAMAKAZURA〉had has a lovely winding life.
She didn't like any actions of affairs.
But she wished to wait for the best partner.
Who can always do something emotional communication?
The lookism isn't enough for her mind.

 

 

 

 

 

 

 

 

『薫』『匂宮』

〈KAORU〉= The natural beauty with native aroma
〈NIOUNOMIYA〉=The artificial guy with MUSK

 

夢枕 持てる薫の 一途さよ
   四季を数へて また顕るる

 

浮き波間 匂宮さへ たじろぐは
     造りごと無き 思慕の吐露来し

 

 

On a lonely night, 
Again and again, a fact or a trance has arrived by my sight,
Despite the long distance, 
It's like some season after the last fade-out.

 

 

On the days between a distance they didn't request,
A "CARIOCA" also had bad communication that wasn't wanted to be sent.
The artificial guy is confused about the pure flame.
The true guy was calling for her with the true love she kept.

 

 

 

画像
 

 

 

 

 

 

ーーー to be continued.