合選 | 根多帖別冊 by おしろまん

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おしろまん です。
絵を描いていますので、そちらをメインにしたいのですが、お城の論考を書いたりしており、城関係がやたらと多いブログとなっています。
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春のセンバツ高校野球大会

 

県或いはブロック単位のトーナメントを勝ち抜いたチームが出場できる夏と違い、春は選択方法不明瞭なW チームが甲子園大会に選ばれる。

 

今年は何と!オオイタ舞鶴高校が選ばれたらしい。

 

いうまでもなくラグビーフットボールの名門校で、かの荒井由実 「ノーサイド」 のモデルになったという。

 

また、かぐやひめ 南こうせつ&伊勢正三の出身校で「あること。

「県立地球防衛軍」 作者・安永航一郎 の出身校=作中の今津留高校のモデルであったという。

 

まあ、野球の成績でも選ばれたのであろうが、ラグビーやバスケで全国常連校のマイヅルをわざわざ21世紀枠で出さんでもと思う。

 

因みに、われらの時代は 『合同選抜』 という凡そ人権を無視した進学制度であった。

県内最古で有名人を多数輩出した上野丘と舞鶴・雄城台に僕らの頃からは大分南高が加わり、希望者に多寡があった場合、希望していない学校に振り分けられる可能性があり、志望校に行けないという事態が頻繁にあった。

 

大分市ではのちに東ブロック(舞鶴・鶴崎高校・大分東)と西(上野・豊府・雄城台・南)に分かれた。ほか県内では別府市や中津市でも行われていた。

 

県内屈指の施設・伝統・指導者の下でラグビーがやりたかったのに合同選抜のせいでラグビー部のない学校に行ったいとこや、雄城高のすぐ下に住んでいたのに南高に行かされた従兄のお嬢さんとか…

 

人権侵害以外の何物でもないと思う。

 

本気でラグビーをしようと思うのなら県内第二の雄城台(当時)で最強舞鶴を倒すという方向に行かないのが不思議だ、なんてのは…野暮だな。