破壊加東郡小田城 | 根多帖別冊 by おしろまん

根多帖別冊 by おしろまん

おしろまん です。
絵を描いていますので、そちらをメインにしたいのですが、お城の論考を書いたりしており、城関係がやたらと多いブログとなっています。
ブログ内容に即した、皆様の素敵なコメント募集中でございます~

兵庫県小野市の屋口城に縄張図を摂りに行ったとき・・・

そんなに時間がかからないことは予想できたので、近くの城址を物色していったのだが

小田城 が気になった。

で、屋口&豊地を終って、スルーして地元の史料を漁ろうと思って小野市立図書館に寄ったのだが、

そこで見つけてしまった、『小田城址発掘調査報告書』 

発掘されていた。のみならず・・・城の主郭部北2/3が削られてもう無いらしい。

小田全

しかもそこには石造りの櫓台とか石段とかがあったらしい。上画像色付き部がもうこの世にない

大変貴重な遺構だったはずであると思うのだが・・・現地に行って川ふちの断崖から下を見たのだが・・・

河川の土手と土手道がある。そんなん造るんやったら遺構を残すべきなんちゃうの?

まあここも時間があったら鳥瞰図でも・・・って描く暇あるかなぁ?

小田実測

石積と屈曲した石段から、ここも天正八年城割のときの 『東条城』 に関連するのではと思うし

上記報告書にもその旨書いてあったのですが・・・

現物が残っていないことには判断しかねますね。