帝師 | 根多帖別冊 by おしろまん

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おしろまん です。
絵を描いていますので、そちらをメインにしたいのですが、お城の論考を書いたりしており、城関係がやたらと多いブログとなっています。
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昨日、佐用郡飯ノ山城の縄張図を摂った帰り 旧・揖保郡新宮町のたつの歴史資料館の

【謎のパスパ文字と光明山】 という特別展に行ってきました。

ポスター

はじめこのポスターを城内図書館で見たときは、「古代の未解読文字 或いは 宇宙文字」 かと
思いましたがそのようなわけはありません。

パスパ文字は、独自の文字を持たなかったモンゴル語を表記するために元帝国・クビライ・ハンが
チベットの僧・パスパ (パクパ) に命じてつくらせた文字であるそうです。

日本ではこの文字が書かれた陶器や貨幣など十点程の出土例があり、その一つが相生の光明山からでたそうです。

この展示会には木内内則さんも関わっているらしく、光明山城の縄張図や、城以前の寺があったとされる時期の鳥瞰図などが展示されています。

で・・・



俺が先週行って摂った縄張図、ぜんたいの 1/4 くらいや~ん!

「道より南西が城でそれ以外は寺」 と以前木内さんが話されているのをお聞きしたことがあったのですが、全体が城なわけですねそうですね。

あ、パスパ文字は、世界一合理的といわれている ハングル のもとになったのでは・・・という説があるそうですが、まったく同感です。