今日のテーマは「勇気」ですこの話をしたいと思いながら、なかなか書けずにいましたが・・・
話は中国大会まで戻ってしまうんですが、こんな事がありました。
宿舎の部屋にある電話です、各部屋についてますがこの電話は内線と外線もかけれたんですが、部屋を使う前の選手への注意のひとつとして僕からは「部屋にある電話は一切使用しない事!!」とみんなに伝えました。
が、実際は電話を使って遊んでる部屋があったんでしょうね、2日目の試合を終えて宿舎に帰るとフロントの方に「外線電話をご使用のお部屋があるんですが・・ご精算はどういたしましょう?」と言われ、えっ?と思い、「どの部屋でしょうか?」と聞くと選手の部屋でした・・
もちろん部屋番号も分かっているんでこの部屋の選手のうちの誰かか?あるいは他の部屋の選手が遊びにきて使ったか?なんでしょうね。
その夜のミーティングでこの件について選手に問いかけました「部屋の電話を使用しないで下さいと、みんなには伝えてあったと思いますが使った人がいますよね?外線電話をかけてるんで電話料金も発生してます、誰がこのお金を払うんだろうか?(もちろんお金のことをどうこう言うつもりはなかったです)使った人は正直に言ってください。」
子供たちは、お互いの顔を見合う子もいれば、下を向いている子、なにか言いたそうだけども言えない子といった感じでした、結局その場では誰も何も言えずにいました。
「じゃあこの電話を使ったお金はチームの連帯責任として、チームのお金から支払うことにします、誰かひとりの勝手な行動でチームの大事なお金をつかうことになります。」これ以上は言いませんでした・・・
そして大会も終わり、帰りきららドーム近くの道の駅に立ち寄って、長谷コーチと椅子に座って話をしていました、そこへある選手がトコトコと近づいてきて、目に涙を浮かべながら「コーチ部屋の電話を使ったのは僕です、すみませんでした」と言ってくれました、言った瞬間かれの目から涙がポロポロとこぼれてました、本人も相当胸につかえてたものがあったんじゃないかと思います。
長谷コーチと僕は「正直に言ってきてくれてありがとう」と彼に伝えましたが、彼はそこに立ったままなかなか動けずに泣いてました「もう分かったよ」と伝えると「はい」と言って立ち去りました。
長谷コーチともその時話しましたけど、こちらも彼の涙を見てもらってしまいそうになりましたσ(^-^;)
今回、彼は自分が勝手な行動をとってしまったばかりに、チームに迷惑をかけたという事を分かってくれたと思います。そして、何よりも「勇気」を出して正直に言ってきてくれたことがぼくはすごくうれしかったです、ほんとに「勇気」がいったと思います。
彼は、サッカーの方もさらに上手になっています(^^)