E65 V8 ウォーターポンプより冷却水が漏れるとのご依頼で入庫いたしました。
ウォーターポンプ周辺より漏れが確認できたので補記類を含むウォーターポンプを取り外してみると・・・・
どうやらポンプがついているロアタイミングチェーンケースの水抜き穴より漏れていました。
この箇所は、E38では多数実績のあるエンジン左右バンク後方に冷却水を循環させているパイプの接続Oリングより漏れではないか。
但し、E38とは異なり、E65の場合はエンジン本体を降ろさないとパイプの脱着ができない構造になっております。
Oリング1個が劣化しただけでエンジンを降ろすのは・・・・・
マニュアル通りの作業では、お客様への金銭面の御負担も大きくなってしまいますよね(>_<)
そこで弊社ではエンジンを脱着しないで作業する方法を提案いたしました!!
インマニ周辺を取り外し、カバープレートを脱着します。
接続パイプを思い切ってカットします。
次に弊社特注でワンオフで作製した名づけて「エスプリゴールデンパイプ」Oリング付きを装着します。
もちろん非売品ですよv(^-^)v
このパイプは、真ん中でネジが切ってあり長さが収縮できる構造となっています。
縮めてくるくる回して伸ばすだけの簡単装着です。
今後は、エンジン脱着は必要ありません!!
多額の出費もリスクも大幅に低減しますね