ジェニファー・L・スコットさんの『フランス人は服を10着しか持たない2』を読了したので感想を綴ってみる。
普段からやっていることや考えてることの大切さが身に染みた一冊
今年に入ってから〝ミニマリスト〟の考え方がマイブームとなり「そういえばあの本があった」と手にした本。
私は自称フランス人でして独特の美意識とケセラセラ(何とかなるさ)の精神が好きなんです
フランス人を語るきっかけになったのは漫画「キャプテン翼」の登場人物である岬 太郎くんが小学生の頃に画家であるお父さんとフランスに行くエピソードに感動したのがはじまりでして
私のアイデンティティのひとつである〝優しさ〟は岬 太郎くんから学んだものです
その話はまたいつかに…
シック…生活の質をあげるコツを満載に紹介されているのが本作なんですね
そういえば〝シック〟って私は〝地味〟とか〝目立たないけどおしゃれ〟みたいな認識でいたんですが本作を読んでると〝上品〟や〝魅力的〟みたいな扱われ方をしていてびっくりしました
言葉といえば〝抽象度〟というのも〝引き寄せの法則〟や〝潜在意識〟の勉強をしていくとよくでてくるんですがちょっと〝ん〟ってなってたんです。
なぜなら〝抽象的〟って〝具体的〟の反意語でぼかした感じなのに〝抽象度を上げる〟ってどういうことってなってました
言葉の認識って面白い
話をまたまた戻して…
私が一番ハッとしたのが〝普段からちゃんとした装いを心がける〟ってこと
私は家ではGUで買った前びらきのルームウェアを着てるんですが、ボタンを留めずに羽織っただけにしてるんですね、襟も気にせず。
先日のこと、通勤でスーツを着てるんですが襟が立ったままで通勤したことに職場のロッカーにある鏡を見た時に気づいたんです。
しかも、背中に汚れもついてある始末
その時に思ったんです…普段から気にかけていないと気づかないし分からないなぁ…と
服が汚れてるのを気にしないんじゃないんです。
そもそも自分が服を着た後にどんな状態になっているのか見ていないし、着る前にも見もしないんです
無頓着というか気にしなさすぎ…というか
スポーツなんかもそうですが〝練習でできない事は本番でもできない〟ですもんね
肩肘張って…じゃなく普段から当たり前の様にしていき〝いま、この瞬間〟を意識する
〝いま、この瞬間〟が穏やかで心地よければ幸せですし、引き寄せの法則でも謳われている王道のコツ。
ありたい自分はどんな自分か…見つめ直すきっかけを作ってくれる一冊。ぜひ、皆さまもご一読あれ