エスプレッソマシンの雑学 Ⅱ
前回の雑学Ⅰが驚くほど好評でしたので早速掘り下げる事に。
エスプレッソマシンの雑学 Ⅱ です。
しばらくこの関係のネタでいく事にしましたので小出しで行かさせて頂きますw
こちらは前回登場した、グループヘッド上部に乗せられていたユニットです。
右側の黒いブロックが抽出用の電磁弁。左側のパーツがお湯の流量を計測する
フローメーターです。通常これらのパーツは他の場所にチューブを通じて取り付け
られています。その状態は後日説明します。
そして、この写真がユニットを裏返したもの。
ドライバーで指しているのがエスプレッソノズルです。
取り外すとこの様な感じです。非常に小さいパーツです。
正面から見ると・・・見えますねー。0.6mmの穴、これがお話していました
ノズル径なんです。この仕様のエスプレッソノズルは冒頭のユニットの裏側に
取り付けられていましたが、通常使用は、抽出用の電磁弁の排出側(2次側)に
取り付けられているケースが多いようです。
次の写真はこのマシンの通常仕様に取り付ける事ができるエスプレッソノズルです。
形状は違いますが・・・
同じように中心にはノズル径が確認できますね。
これらの技術は、色んな方法でそれぞれのメーカーに搭載されている事が
多いんですが、ユーザーのみなさんにいい事ばかりではありません。
お湯の抽出経路が細くなる訳ですから、詰まりやすい。
例えば2グループのマシンであれば、左右のグループをまんべんなく使用する、
サイクルを決めて平等な使用状況にする等の気遣いが不可欠となります。
やはりマシンには愛情を注いで大切にしてあげる、綺麗にしてあげる。
それがもっとも大切だと思っています・・・。
次回は、このお話をもう少し踏み込んでみます。