エスプレッソマシンの雑学 Ⅰ
私が、エスプレッソマシンを初めて分解メンテナンスしたのは
今からかれこれ15年前でした。
何の知識も無く、お湯のフロー(流れ)も理解しておらず
教えて頂ける人もいなかったので結構苦労いたしました。
その頃の、話で・・・。
エスプレッソノズルと勝手に名づけて呼んでいた機能が
今日ご紹介するものです。
第一回ですけど、みなさん興味おありでしたらもう少し
掘り下げる事可能ですwww
これはグループ(コーヒーの抽出口、シャワープレート部)から排出される
お湯の状態ですが、ノーマルな状態での排出の様子です。
次にこちらをご覧ください。
これが、お湯の抽出ラインにエスプレッソノズルを取り付けた状態のものです。
このノズル口径は、
伝説の 0.6mm という穴のサイズがあるのです・・・。(諸説ありますが)
2つの抽出が同じ時間で行われた場合、はじめの抽出状態のものよりも
あとの状態の方が、より粗い豆の挽き目での抽出が可能になります。
例えば、あとの方のコーヒー豆の挽き目の粉ではじめのタイプのお湯の排出量で
エスプレッソを抽出すると速く落ちてしまいます。
コーヒーの粉を粗い挽き目で抽出するほうが、コーヒー粉にお湯を十分に含ませる
事ができるため、より深みのある味出しができると言われています。
この抽出方法のほうが、バリスタがエスプレッソの味をコントロールしやすく、
抽出技術を発揮しやすいと考えています。
この写真は、マシンの上部からグループヘッドを覗いたものですが、
左側の方がノーマルタイプ、右側がエスプレッソノズルを内蔵したヘッドです。
この右側のものはヘッドに抽出用の電磁弁も取り付けられています。
これにも理由があるのですが、本日はここまでで・・・。
※以上の意見は個人的なものも含まれます。ご了承ください。