2004.11.11

今日、老人ホームの、トイレ清掃に行った。
出来て5年ほどの所なのできれいな建物だった。

仕事は各階の共用・職員・個室のトイレの便器(内・外)清掃、備品(トイレットペーパーカバーや、配線、手すり、タンク等)のホコリ取り、洗面台(鏡・配管・シンク内)の清掃に加え、床面の洗浄作業だ。

9人で、各階分担して入った。
便器と蓋の間の溝は、意外とホコリが貯まる。ウォッシュたいぷや、便座が温まるタイプは、配線にもホコリ・・・。

便器のふちの裏側や、ウォッシュのノズルや、その後ろは「げーっ!こんなのでお尻を洗ったら、かえってばい菌付きそう!」って思うほど汚れやカビの宝庫だ。
家のは気になって、入るたびにしょっちゅうペーパーを丸めて拭く事にしている。
(でも、私はウォッシュが使えない。なんだか嫌な感じがするので・・・。(^_^;))

1つの便器をやるったって30分はかかる。もちろん仕事だし、手落ちがあってはならないし。
途中で便器内の水が跳ねたりして・・・。(>_<)

でも、入所しているおじいちゃんや、おばあちゃんが、個室だと特に「ありがとうね。」
と、にこやかに言ってくれる。それがまた、嬉しい。

作業に入った時(朝)に、椅子に腰掛けて「困ったー。困ったー。」と言っていたおばあちゃんが居た。おひる休憩の時に同じ所を通ったらまだ「困ったー。」と言っていた。
作業が終わり(夕方)、確認の為作業箇所を回った時も、そのおばあちゃんはまだ困っていた。今日だけでなくずーっと困ってるんだろうけど、とても気になった。
どうしようもないけど、何を困っているのかとっても気になった。
「あ゛ー。あ゛ー。」とずーっと言ってるおばあちゃん。
1点だけ見つめて1日過ごすおじいちゃん。
人生って・・・と考えさせられる。必ずしも自分がしっかりしたまま人生を終えるとは限らないから・・・。自分も50年先は、訳も分からない状態でただただ人の手を借りて生活をするのかもしれない。徘徊しちゃうのかもしれない。
養護のお仕事をされている方には、本当に頭が下がる。

中には身寄りが無く、入所している方もある。私なんか孫位の年だからいろんな話かけをしてくれたり。掃除中にトイレに入って、鏡の前で身だしなみを気にしたり(まだまだ女性のお洒落を忘れてないしぐさが、とってもかわいく見えた。)さまざまな人間模様が見えた。
「生きる」って・・・今日は清掃作業員だったが、人生の奥を見せてもらった気がした。
良い出会いの種、ゲットしました。(^o^)