ライヴレポート | 山川秀樹のブログ

ライヴレポート

 お早うございます。山川秀樹です。少しだけご無沙汰しています。
 春爛漫といった日が続いていますが、その後いかがお過ごしですか?
 gwも昨日まで、今日からは仕事という方も多いことでしょう。みなさん連休は
いかがお過ごしでしたか?
 楽しく過ごされた方も、休みが取れず仕事だったという方も、近況や感想など
お知らせください。

 さて、ぼくは以前の日記にあるように、神戸チキンジョージに行ったり、タカ
ツキジャズストリートに行って、マイミクさんや久しぶりの知人たちと出会って
いくつかのライヴを見たり、締め切りが近いので出金して仕事したりといった、
ここ五日程でした。もちろん、熱かったのでよくビールは呑みました。
 その報告や感想は、またの機会、遅ればせながらという時期に譲らせてもらえ
ればありがたいです。というわけで、今日は休日出勤の代休を取れるときにいた
だいていて、もう1日休みです。

 ところで、その少し前、4月30日の夜のことをすこしつづってみようという
気分なので、お付き合いのほどよろしくお願いします。
 さて、京都の木屋町3条のライヴハウスrag
 http://www.ragnet.co.jp/index.html
のメールマガジンのプレゼントになんとなく応募したら、下記のようなライヴの
チケットが当選しました。

  以下、ragのホームページより
 4/30
wed
斎藤ノブ2DAYS「斎藤ノブと続・凄い仲間たち」
斎藤ノブ(Per)本田雅人(Sax)古川望(G)重実徹(Key)
櫻井哲夫(B)則竹裕之(Ds)
料金
前売4,700円 / 当日5,250円
コード
ぴあ:285-317/ローソン:59267
時間
開場18:00 / 開演19:30 
ジャンル
FUSION
 斉藤ノブ  オフィシャルサイト
 http://www.nobusaito.com/

 ワンドリンクワンフードの注文要とのことですが、ragから届いたメールをプ
リントアウトして持参すると、二人まで無料で入場できるとのことでした。とい
うことで、何人かに声をかけさせていただいたのですが、みなさん急でもあり、
お忙しいということで、結局ごいっしょできる方は見つかりませんでした。
 ともあれ、出演メンバーの中には、まだライヴでは聴いたことがないミュージ
シャンもいらっしゃるということで、どんなことになるのかと期待や不安を抱き
つつ、仕事の後早々に京都へ向かいました。

どんなライヴかは分からないけれど、たぶんフュージョンのセッションかなあと
は思っていました。演奏メンバーは、みんな日本屈指のプレイヤーさんばかりで、
数々のメジャーな人のサポートをなさっていたり、カシオペアやスクウェアーと
いった有名なバンドの基メンバーだったりなさる方々ばかりなので、まあ絶対に
巧い演奏を聞かせるだろうとは思っていました。
 ただ、基カシオペア・スクウェアーの方もいらっしゃるし、ちょっとポップ過
ぎたり、軽すぎたり、おとなしくまとまりすぎていたりしたらつまらないよなあ
とは思っていました。
 そうなんです。日本のプレイヤーさんやフュージョン系のバンド・ミュージシ
ャンにも好きな人は多いのですが、上野二つはいまは、うーんちょっとなあとい
うのが正直なところです。
 ぼくが中学生のころには二つとも人気絶頂で、よくfmでもライヴ音源がオンエ
アされていました。アルバムをレンタルして聴いたりもしたし、いろんな音楽に
興味を持つきっかけにはなったと思います。でも、今聴くとちょっと軽さやポッ
プさが過ぎて、あまりおもしろくないんですよね。あっ、別にそれが悪いといっ
てるわけではありませんし、好きとおっしゃる方すみません。
 ただ、斉藤ノブさんについては、以前ギターに今剛(こんつよし)さんを要し
てノブケインというバンドをなさってたり、確か、あのパラシュートにも参加さ
れていたりしたので、以前から1度ライヴに行って見たいとは思っていたのです。

 そうした事前の思いはさておき、軽く腹ごしらえと一杯たきつけてragへ。
 早速知人パーカッションの金狼さんに遭遇。
 ジンを呑みつつ開演を待つことにしました。

 やがてメンバーが登場して、演奏がスタートしました。そして、1曲目が始ま
って音の世界に入ると、上のような心配は杞憂に終わりました。

 お客さんの雰囲気も、メンバーのmcも、ゆったりとして落ち着いた、でも、関
西のお笑いたっぷりのもので、何よりサウンドと楽曲、そして、アンサンブルや
各々のプレイがたいへんすばらしかったのです。
 なにしろ、音のバランス、独特のグルーヴがすばらしい、セッションというよ
りパーマネントなバンドなのではと感じさせるほどです。もちろん、各々のアド
リヴソロも超絶技巧でありながら、歌心や色気たっぷりです。

 詳細な様子やセットリストは金狼さんの日記
 斎藤ノブと続・すごい仲間達@京都・RAG
 http://mixi.jp/view_diary.pl?id=792450106&owner_id=936133&comment_coun
t=26
 をご参照ください。ちなみに、この日記のコメント欄、とても素敵なことにな
ってます。お楽しみに。
 以下、セットリストを拝借しつつ、思いつくままにつづって見ます。選曲はた
いへん多彩でした。
 いろんなジャンルからメンバーが楽曲を各々アレンジして持ち寄ったようです
が、この曲をこんなふうにというのやら、まさに王道というのやらアレンジの妙
にも感心させられました。
 

1.Some Sknk Funk
 あのブレッカーブラザーズの名作アルバム、ヘビーメタルビバップの確か1曲
目ですよね。
 原曲のストレートなテンポの速いファンクナンバーといった感じではなく、や
やゆっくりめのテンポのシックスティーンシャッフルでのアレンジが意表をつき
ました。各メンバーのソロも、1曲目から既にエンジン全開のようです。
2.Caravan
 ベンチャーズでもおなじみのこの曲ですが、もともとはあのデュークエリント
ンのナンバーですよね。
 ベースの櫻井哲夫さんは、カシオペアでのイメージが強かったので、どんなベ
ース弾かれるのかなあと思っていたのですが、迫力や重量感と、繊細さや堅実さ
を兼ね備えた、すばらしいプレイを前編にわたって聞かせてくださいました。
 この曲での4ビートも雰囲気がでていてすばらしかったです。
3.Put It Where You Want It
 ここからメンバー各々の選曲ということで、まずはギターの古川さん、クルセ
ーダーズの曲を持ってこられました。
 この曲確か、cd持ってたよなあ、どこいったやろうと思いつつ聞き入っていま
した。原曲に近い感じのソールっぽい雰囲気がよく出たアレンジです。古川さん
のディーンパークスやラリーカールトンを髣髴とさせるそろも良いです。
4.色彩、重実さんのオリジナル
 山下達郎さんのバンドメンバーや数々のシンガーの編曲でもおなじみの、彼の
オリジナルです。
 美しいマイナーバラードです。古川さんのソロでのフレーズや音色も美しい限
りです。5.Tell Me A Bedtime Story
 ハービーハンコックの曲とのことで、ドラムの則竹さんの選曲。心地よいフュ
ージョンナンバーに仕上がっていました。原曲もぜひ聞いてみたいです。
6.JOY
 本田さんのオリジナルです。テレビやラジオのおしゃべりのbgmなどでもよく
耳にする曲ですが、軽すぎたりポップすぎたりもせず、とても心地よかったです。
7.Red Zone
  カシオペアの曲だそうですが、かっこよく仕上がっています。櫻井さんのベ
ースソロ、古川さんのロックっぽいギターが冴えます。
8.アンコール:月の光
 クラシックのドビュッシーの曲。原曲はうる覚えでしたが、この曲をこんなふ
うにやるのかと、これまた意表を疲れました。
 美しいフュージョンバラード、オリジナルともいうべき雰囲気に仕上がってい
ました。

 なにせ、すばらしいライヴでしたが、櫻井さんのベースと古川さんのギター特
に気にいりました。
 古川さんは、同じようにアランホールズワーズなどの超絶技巧系のジャズロッ
クともいうべきギタリストがお好きということもあり、敬愛する関西の実力派ギ
タリスト、西本諭史さん
 http://mixi.jp/show_friend.pl?id=4503473
 なんかとも共通するものが、音色やフレーズにあるようにも思われました。
 また、このメンバーでのライヴ見たいし、パーマネントなバンドになってもい
いのではとも思います。
 のぶさんも、毎年やろうとおっしゃっていましたので、次回を楽しみに気持ち
よく酔って帰途に着きました。
 機会があれば、みなさんもぜひこのメンバーによるすばらしいライヴぜひ体感
なさってみませんか。