今回は、卓球初心者の最初の難関「ツッツキ打ち」についてです。
相手がツッツキしてきたボールが台から出た場合、このボールを強く打てないといくらロング打ちが上手くても試合では勝つことが出来ません。
ですが、ツッツキを強打するというのは思ったより初心者にはハードルが高く、どうすれば上手く打てるのか分からないという人も多いのではないでしょうか?
実際、初心者の卓球を見ていると、ツッツキを強打してネットに掛けたり、回転を意識するあまりオーバーしてしまうのをよく見ます。
中級以上の人になると、無意識的に出来てしまうので、技術を言語化しないまま変なアドバイスをしてしまい、逆効果になることも多いような気がします。
特に教えるの大好きおじさん(おばちゃん)にこの傾向が強いように思います。
大概この手の人たちのアドバイスは「頂点を狙って、右足に体重を~」云々ですかね。思い当たる人も多いのではないでしょうか?
中には「ボールとラバーの接触時間を短く」とか、「下回転の軸を外して」とか頓珍漢なアドバイスをする人もいたりします。
責任ないからテキトーなことを教えるんですかね。やめてほしいです😓
初心者に頂点を狙ってとかアドバイスするとほぼ確実に逆効果となり、ツッツキ打ちがますます出来なくなっていくのです。
初心者にツッツキ打ちを教えるときは、まず「下回転打ちの概念」を分かってもらう必要があります。
その「下回転打ちの概念」を説明します。
打球すると45°下に落ちる下回転ボールが、まっすぐこちらに向かってくる(入射角が90°)時の概念図が↓となります。

これを頂点で捉えるとどうなるか?↓のようになるはずです。

下回転ボールを上昇中にとらえて持ち上げるのがいかに難しいか、誰でも分かると思います。
次に、頂点を過ぎて下降してくるボールを打つとどうなるか?お分かりですよね?

一番上に上がりやすい打球方法というのが分かって頂けると思います。
ただ、じゃあ下回転は下に落として打てばいいのか?というと、必ずしもそういうことではありません。
下に落として打球した場合回転はかかりますが、どうしても山なりのボールとなります。
ですので、下回転を強打したい場合には向いていません。あくまで、「下回転を持ち上げるのが簡単になる」というだけです。
人生そんなに甘くないです😅
強打したい場合は、ある程度頂点近くで打球する必要があります(難しいですが)。
「入れやすさ」と「ボールのスピード」はトレードオフの関係となるわけです。
ただ、このような概念を頭の片隅に入れておくだけでも、練習の効果が違ってくるのではないでしょうか?
特に、初心者はまず下回転を山なりにでも、相手コートに入れるところから練習するべきでしょう。