犬の散歩をしている人とすれ違うと、僕は思わず「誰や?」と声をかけます。
これは父親の口癖です。
父親も、散歩をしている犬を見て「おお!誰や?」と言っていたのです。
よく考えてみると、この言葉は不思議です。
散歩は、人間が犬を連れています。
犬だけをフリーで散歩させているわけではありません。
普通は「お名前は何と言うんですか?」と飼い主さんに話しかけます。
ところが僕は「誰や?」と犬に話しかけているのです。
犬は「○○という名前です」とは言いません。
僕は飼い主さんではなく、犬に話しかけたいのです。
信号待ちしている犬を見かけると、「偉いなあ。信号待ちできてるね☆(^^)」と言います。
犬をほめたいのです☆(^^)
関西では、犬の散歩をしている人がいると、犬に話しかけるのです。
「雨やのに散歩でっか。レインコート着せてもろうて。偉いねえ☆(^^)」と、飼い主さんではなく、犬に言っているのです。
東京の人は「お名前、何て言うんですか?かわいいですね☆(^^)」と飼い主さんに話しかけます。
それは関西人にとって、犬を差別しているのと同じです。
所有者に話しかけるよりは、対象にダイレクトに話しかけたいのです。
関西では、「誰や?」と聞くと、飼い主さんも「○○」と腹話術のように犬にかわって答えます。
目線の先は犬です。
犬の散歩をしている時は、関西人は犬と人間の区別がついていません。
飼い主さんに「この犬は偉いですね☆(^^)」と言うのは、冷静に考えると、飼い主さんに気に入られようとしているかのようです。
犬を連れたかわいい女性に「偉いですね☆(^^)お名前、何ていうんですか?何歳ですか?女のコですか?男のコですか?」と言うのは、まるでナンパです。
犬に直接「誰や?」と聞くほうが、飼い主さんもうれしくなるのです☆(^^)
飼い主より、犬に話しかけよう☆(^^)
