40年以上前のCMの言葉が今になってつながった

―― Michael Jackson”Love Is My Message”

8月29日は

マイケル・ジャクソンが、この世界に生まれた日です。

 

映画『Michael』を観てから、
改めて彼の音楽や

人生について考えることが増えました

 

そんな中で、ふと目にした動画がありました

 

皆さんは、マイケル・ジャクソンが昔
スズキのCMに出演していたことをご存じでしょうか?

 

まだ『Thriller』が世界を席巻する前

『Off the Wall』がヒットし
ソロアーティストとして

注目され始めた頃のマイケルです

 

そのマイケルが

日本のスズキのスクーターのCMに出演していました

 

そして、そのCMの最後に出てくる言葉

それが

”Love Is My Message.”

だったのです

 

当時は、CMのキャッチコピーとして

使われていたのですが、

覚えてはいませんでした

 

バイクの商品イメージにも合っていて
若々しくて、軽やかで、自由で

 

でも40年以上たった今
映画『Michael』を観て
マイケルがその後に残した作品を

改めて振り返ってみると

「あれ?」

と思ったのです

 

『We Are the World』

『Man in the Mirror』

『Heal the World』

そして、ほかにもたくさんの作品を通して
マイケルが世界に届け続けたもの

そこに流れていたものを考えると

”Love Is My Message.”

という、あの頃のCMの言葉が

まるでマイケルの人生を先取りしていたように、
思えたのです

 

もちろん、あのCMが作られた時点では
その後のマイケルの人生について

誰も分かりませんでした

 

『Thriller』による世界的な大成功も
その後、マイケルが世界中に

発信していくことになるメッセージも
まだこれからでした

 

だから不思議です

 

一つの商品のために使われた言葉が
40年以上の時間を経て振り返ってみると
マイケルが生涯を通して伝え続けたものと
見事に重なって見える

 

映画『Michael』を観ていると
華やかなスーパースターの姿だけではなく
その内側にさまざまな葛藤を抱えていた

一人の人間としての
Michael Jacksonも見えてきます

 

幼い頃からショービジネスの世界に入り
周囲から作られるイメージの中で生きること

自分の容姿について悩むこと

 

そして成長するにつれて
自分の音楽、自分の表現
自分が何者であるかを
自分自身で決めていこうとすること

 

映画を再度観たとき、
私にはそんな一本の線も見えてきました

 

そして、いろいろなものを抱えながらも
「マイケルが作品を通して世界へ送り続けたものは

 何だったのだろう」と考えたとき

やっぱり私は
あの40年以上前の

CMの言葉に戻ってくるのです

”Love Is My Message.”

 

亡くなったマイケルに

今はもう
”Happy Birthday”と呼びかけることはしなくていい

マイケルがこの世界に生まれ
生き
そして私たちに残してくれたものに
改めて心を向ける日にしたいと思います

 

40年以上前、
一つのCMの最後に置かれた言葉

 

あの頃にはまだ分からなかったけれど
今振り返ると、

不思議なくらいマイケルの人生と重なって見えた

”Love Is My Message.”

 

マイケルがこの世界に残したメッセージは
今もたくさんの人のところへ

届き続けています