つい最近、東映チャンネルで『仮面の忍者赤影』特番が放送された。



司会ゲストは金子吉延60才、みうらじゅん57才、ショッカーO野各氏。

※エスパー、何年か前に青影こと金子吉延氏とお会いし感激!



1966年日本初の特撮カラー番組「ウルトラマン」(TBS)がスタート。

翌1967年「仮面の忍者赤影」、「ジャイアント・ロボ」(NET→テレビ朝日)。

小学二年生の頃、映画館で赤影を観た。第1話、゛千年ガマ゛の巻を観た。
当時最先端の3Dメガネが観客に配られた。なーんちゃって、当時3Dはなかった。青と赤のちゃちなセルロイド紙製メガネだ。

「飛び出すメガネ」と呼ばれた。本当に立体的に見え、驚いた!

千年ガマはがまがえるの巨大な妖怪。

第6話「恐怖の大魔像」では赤影白影青影がまるで鉄腕アトムみたいに空を飛ぶ。

大袈裟過ぎる。いくら忍者でも空を飛ぶのは無理だろう。


誇張し過ぎ!

サングラス、ガスマスク、オーディオなども登場。

アタッシュケースの中には忍者食が隠されていてマーブルチョコや五色豆だ。

第14話「謎の卍党」ではパラソルを持っている。何100メートル上空で、巨大な凧に乗った白影と空中対決する戦いは名シーン!

第15話「小法師白蝋鬼」ではUFOのような乗り物に乗って卍党は攻撃を仕掛けた。


時代を先どっていたのか?青影が巻き貝を携帯電話代わりに電話するシーンがある。

もちろん1967年当時に携帯電話という概念はない。


荒唐無稽、何でもありな設定が当時の子供にウケた。

懐かしく面白かった。




主役の坂口祐三郎は滅多に素顔を見せないが超美男子だった。






光プロ・東映。平山享プロデューサー、主に倉田準二監督。