マグリットの画集を買った。



絵の意味を考えてこういうことを表現したかったのでは?と推理し

それが当たっているか解説を読んで確かめながら絵の一枚一枚をじっくり眺めたい。



その画家の代表作が、キリコなら「街の神秘と憂鬱」、葛飾北斎なら「神奈川沖浪裏」。



ルネ・マグリットならおそらくこの「ピレーネの城」だろう。

マグリットの友人で弁護士のトルクツィナーはニューヨークの事務所の窓を塞ぐ絵を飾るため

マグリットに絵を依頼した。

マグリットは3つのプランのスケッチをトルクツィナーへ送った。

トルクツィナーが若い頃に親しんだ北海のように荒れた波・・・など希望を取り入れながらこの絵を描いた。

1959年作。

難解で全部はわからないが、頑固な城をいただいた希望の岩が暗い海から上昇・・・とある。



ロマン、メルヘン、ファンタジックなマグリットの絵画は目に心地よいから好きだ。




毎日夢の中で次はどんな不思議な映像が見れるか楽しみに眠りに就く、マグリットを観賞することはそれに似ている。






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